エンゲル係数上昇と円安の背景
がニュースになっていたので少し書いてみる。
食料高が家計の重荷になっています。消費支出に占める食費の割合を示す「エンゲル係数」は26%を超え40年ぶり水準に達しました。9月の消費者物価指数は生鮮食品を含む食料が前年同月比9.0%プラスでした。賃上げの波及は鈍く、消費の弱含みが長引きかねません。#エンゲル係数https://t.co/CKCURHckvD pic.twitter.com/pSWHe8bbXj
— 日経ビジュアルデータ (@nikkeivdata) October 20, 2023
【200RT】「エンゲル係数」が過去43年で最高 物価高で「食費」増える 家計負担はおととしより“21万円増”見通し
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) October 21, 2023
物価高の家計負担が一段と深刻です。みなさん、エンゲル係数って覚えていますか。出費のうち「食費」の割合を示すエンゲル係数。ここ43年で最高なんです。https://t.co/Dwq75pNmKz
一般的に、エンゲル係数の上昇は生活水準の低下を意味する。第二次安倍政権期には敗戦後二番目に長い景気拡大や就業者の著しい増加が生じたが、国民の生活を豊かにすることには失敗したと言える。
![](https://assets.st-note.com/img/1698067306365-P3ky9o6qmB.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1698067269210-6FCzqpGzfn.png?width=1200)
アベノミクスでは円安が国内生産と投資の増加を引き起こすシナリオが描かれていたが、そうはならず、輸入物価上昇のマイナス効果が上回ってしまった。
![](https://assets.st-note.com/img/1698067503695-Hagu5Ddss1.png?width=1200)
食料とエネルギーを輸入に頼る日本が豊かな先進国であり続けるためには、技術立国・生産大国である必要があるが、その担い手のG型企業がグローバリゼーションと株主重視経営への転換によって「脱日本化」してしまったために、相対的に貧しくなって先進国から脱落するコースを辿っているわけである。
岸田首相を引きずり下ろしてもどうにもならないはずで、これは駄目かも。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?