東アジアの低出生率の一因

先日の記事で取り上げた「東アジア地域全体で出生率が急落」について別角度から考察する。

中国政府が反出生の恐怖政治を敷いても敷かなくても、長期の人口趨勢に大した違いは出なかったと思われるからだ。東アジアで一人っ子政策を実施したのは中国一国だけだったのに、東アジア地域全体で出生率が急落しているのだ。
最新の統計によれば、シンガポールの合計特殊出生率は1.14で、香港が1.07だ。韓国は0.86という戦慄の数字だ。

多人種が混じるアメリカでは、東アジア系(黄色人種)は「勉強は一番できるが男は一番モテない」ポジションになっている。モテない主因は「雄」としての魅力が乏しいためである(熊ではなくパンダに見える)。

Rudder wrote that user data showed that most men on the site rated black women as less attractive than women of other races and ethnicities. Similarly, Asian men fell at the bottom of the preference list for most women.

それでも十分な稼ぎがあれば結婚してくれる女もいるが、女が「社会進出」して稼ぐようになると、少々の収入では非モテの地をカバーできなくなるので、結婚できない男(同時に女も)が増えてしまう。

この非婚化・少子化の構造は動物としての本能的なものに基づいているので、こう👇でもしない限りは解決不能ではないかと思われる。

付録

アメリカのSAT

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OECDのPISA2018:男の数学の平均点の1~7位は東アジア勢

①中国(北京・上海・江蘇省・浙江省)
②シンガポール
③マカオ
④香港
⑤台湾
⑥日本
⑦韓国
⑧エストニア
⑨オランダ
⑩スイス

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