人口動態の確認
新型コロナウイルス感染症が人口動態に与えた影響だが、今年8月までの数字を見る限り、トレンドは大きく変わっていないと言える。
「減少が確実」と見られていた出生だが、減少ペースはコロナ禍の前と大差ない。
昨年は死亡が対前年比減となったことが注目されたが、今年に入ってからはその「遅れ」を急ピッチで取り戻している。
自殺も男は年間14000人の水準に戻りつつある。女は水準は高いものの、対前年比では減少に転じている。
経済と同じで、初期に懸念されたよりも影響は小さくて済んだと判断してもよいだろう。
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