株高だがGDPは4位転落

株価指数が過去最高値に迫る一方で、GDPが世界4位に転落したことは、日本政府が1990年代末から続けてきた「企業の稼ぐ力を高めれば日本経済の成長率も上がる」の方針が根本的に誤っていたことを示している。

BIS, Destatis, 内閣府より作成
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BISより作成

2023年の実質成長率は日本がドイツよりも高かったが、それでも順位が逆転したのは円安のため。

Destatis, 内閣府より作成

「企業の稼ぐ力を高める」の奨励は、日本企業による"Japan Passing"⇒生産力の相対的低下⇒円の購買力低下という狙いとは逆の結果を招いてしまった。

BISより作成
内閣府「国民経済計算」

万事休す。

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