ものづくり大国の落日

日本の製造力の縮小について確認。

米独の生産指数は1990年代半ばから約1.4倍になっているが、日本はやや下回っている。

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2019年の国内要素所得は1997年から2割強少ない。

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日本の得意分野だった電気電子情報の減少が著しい。

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情報・通信機器は繊維製品よりも少なくなっている。

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一方で利益は激増している。

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"Made in Japan"が世界を席巻した1980年代の快進撃が反転した背景には、内外の環境の激変と、変化への対応の失敗があると考えられる。

変化に重大な影響を及ぼしたのが(当noteでも度々取り上げている)株主資本コストだが、これについては別記事で改めて論じる。

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