弥助の史実からの乖離は坂本龍馬のように日本人の間だけで楽しんでいるのであれば許容範囲だったのだが、残念ながら吉田清治の従軍慰安婦のように、外国勢力による日本史の改変(日本下げ)の材料にされてしまった。
👇は公式サイトからだが、黒人が"free Japan from its oppressors"するというシナリオはポリコレの世界観を反映したものと考えられる。
弥助の「伝説の侍」化については👇で指摘されているが、
この👇人物が創作した弥助像とエピソードが吉田清治の従軍慰安婦のように「歴史の真実」として海外に広がっている。
Togetterには『信長と弥助』が「学術書」だとあるがそうではない。第一章と第七章は空想に空想を重ねた創作小説で、第二章~第六章も憶測だらけで一般向け歴史書としても通用しない低レベルな内容である。
司馬遼太郎の坂本龍馬を超える創作のオンパレードである。
この👇ように、ロックリーは弥助が単なる小姓で「伝説の侍」ではなく、「事実は小説より奇なり」でもないことを十分に承知しているのだが、
それよりも、インターネット上で注目された快感の中毒となり、どんどん創作活動にのめり込んでいったのではないか。日本史が専門ではないことも逸脱した大きな理由だろう。
従軍慰安婦は韓国人+リベラル白人だったが弥助は黒人+リベラル白人で、クレオパトラやハンニバルが黒人だったとするWOKE運動、アフロセントリズムに取り込まれている。なお、坂上田村麻呂も黒人とされている。