権威のある専門家たちの陰謀論サークル
ロシアの対ウクライナ特別軍事作戦開始から丸2年となったが、そろそろ「ウクライナ侵攻の『正しい情報』を見抜くプロの読む力」がどの程度正しかったを検証する時期だと思われる。
https://news.1242.com/article/361453
https://toyokeizai.net/articles/-/536199
https://news.1242.com/article/371885
「地政学の奥山真司さん」はノルドストリーム爆破はロシアの仕業だろうと言っていた。
『終わらない戦争』ではT&Kがゼレンスキーを絶賛。
結局、権威のある専門家たちが西側のネオコン&リベラルホークの陰謀論サークル(エコーチェンバー)を形成して日本の大衆に向けて「大本営発表」を繰り返し発信していたというところではないか。
なお、左派やリベラル層がロシアを擁護しているというのも自称保守層を西洋リベラルの眷属にするための情報操作で、実際は朝日、毎日、日共などはリベラルホークの立場を鮮明にしている。
人間には一般的に「悪と対立する側を善・正義・真と思い込む」傾向があり、加えて日本人には「米英の主流派は常に正しい」と盲従する傾向がある。ウクライナ問題では日本は岡目八目の立場にあるはずなのだが、西洋のideological brain cancer👇が転移した日本の専門家にはそのような思考は無理だったようである。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CVSQLM3C
この本に賛辞を送っている面々がなかなか凄い(John J. Mearsheimer, Chas Freeman, Jack F. Matlock, Sergey Karaganov, Richard Sakwa)。ミアシャイマーなどは日本の専門家たちに焼きが回ったとボケ老人扱いされていたが。
付録
A:中央政府
B:国土の一部を実効支配する反政府勢力
C:Bを支援する外国
AのBへの攻撃(征服)とBを支援するためのCの軍事介入をどう評価する?
A:ウクライナ(キエフ政府)
B:ドネツク人民共和国・ルガンスク人民共和国
C:ロシア
A:中華人民共和国(北京政府)
B:中華民國(台湾)
C:アメリカ(日本も?)
ドンバス地域は旧ロシア帝国領(ノヴォロシアの一部)で、住民の多数は民族的・文化的にロシア人の同胞だが、台湾とアメリカにはそのようなつながりはない。
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