1人当たりGDPの順位低下

購買力平価換算の1人当たりGDPの順位の推移を示す。

IMF "World Economic Outlook database: April 2022"より作成
2021・2022年(国・地域によってはそれ以前から)は推計値
データが欠けた年がある国・地域を含む
  • 1998~2001年の急落:金融危機(→信用収縮)とバランスシート不況

  • 2017年からの低下:失業率が2%台に低下して労働力の追加投入が困難に

総務省統計局「労働力調査」

アベノミクスの経済成長は、効率の増大(労働生産性の向上)というよりは、労働投入量(特に女とシニア)の異常な増大によって牽引されていたため、余剰労働力が底を尽くと行き詰ってしまった。


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