ウクライナのキエフ政府と西側諸国の読者のために大本営発表を量産してきたForbesのDavid Axeが、日本の若手専門家が否定し続けてきた極右民族主義勢力(ロシアが言うところのネオナチ)のプレゼンスの大きさをあっさり認めている。
記事の冒頭には「ウクライナ軍は何年もの間、極右の過激派の一掃に努めてきた」とあるが、そうとは言えないことは最近のPRからも明らか(👇後ろの肖像画がバンデラ)。
ザルジニーは右派セクターと仲良しだけでなく、言っていることも同じ。
マイダン・クーデターを成功させたのも、バンデラを英雄視する右派セクターなどの極右民族主義勢力。
フランスの親ウクライナ研究者Goujonの『ウクライナ現代史』では、クーデター後のウクライナでは極右勢力(ネオナチ)は泡沫的存在になったかのように書かれているが、
その直後にはそれと完全に矛盾する記述がある。どちらが正しいかと言えば👇であることは明らか。
キエフ政府シンパの女は皆雰囲気が似ている。
補足
マイダン・クーデターの時点では、ウクライナ軍にはロシア文化圏出身の軍人が多く所属し、一部は反クーデター派に寝返ったため、抵抗勢力を鎮圧するには役立たなくなっていた。そのため、極右勢力が「暴力装置」として重用され、その後は準軍事組織に昇格して政府や軍に影響力を持ち続けることになった。Zガンダムのティターンズのような存在と考えればよい。