活動家の科学界乗っ取り

科学界が非科学的イデオロギーに支配されつつあることを示すエピソードである。

「特定のグループを平等に扱うよう勧めたり、義務づけたりする登用制度が台頭し、強調されることは、最も有能な候補者を逆差別することになるのであれば、非生産的だ」などとする内容だった。

2017年には同様の内容の社内討議用メモを作成したGoogleの社員(男)が解雇され、

2018年にはイタリアの物理学者(男)がCERNから追放された。

主要メディアはこれらを「差別」として報じるがそうではない。

男女は関心や適性の分布が一致しない。

機会を等しくすると結果は等しくならない。

結果を等しくすると機会不平等とアウトプットの質の低下を招く。

という論理的なもので、実際、男女平等先進国でも関心を持つ分野は男女で大きく異なる。後天的要因を等しくするほど先天的要因の差異が明確になってくる。

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いくつかの科学の分野で女性数が少ないことは、両性の間にある生まれつきの才能と興味の差によるものであることを裏づけるエビデンスは強力だ。

この現状において「保育士の半数を男にするために優遇する」や「配管工の半数を女にするために優遇する」が非生産的であるのなら、化学の研究者の半数を女にするために優遇することも非生産的になるはずである。しかし、西洋では中世のキリスト教的なイデオロギーのために、このような正論が許されなくなっている。科学がイデオロギーに従属させられるルイセンコ学説に支配された旧ソ連と似たり寄ったりの状況で、この警告(⇩)の通りになっている。

With the Marxist conquest of liberal institutions, we have entered a new phase in American history (and, consequently, in the history of all democratic nations). We have entered the phase in which Marxists, having conquered the universities, the media, and major corporations, will seek to apply this model to the conquest of the political arena as a whole.

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