コロンブスもイボ族の仮面も公開停止

『コロンブス』のMVがコロニアリズムを無邪気に全開させているとして批判され、公開停止になったが、

オクスフォード大学ピットリバーズ博物館でも、大英帝国時代に収集されたナイジェリアのイボ族の仮面が公開停止になった。

コロニアリズムのかつての本場イギリスでは、脱コロニアリズム(というより反コロニアリズム)が、それを推進するwokeリベラルの男女平等の教義とバッティングして混乱が生じている。中国の文化大革命の時代には、文革支持者の間でも激しい意見対立・闘争が展開されたが、それに通じるところがある。

仮面が公開停止になったのは、当時の現地では女人禁制の儀式で用いられたものなので、脱コロニアリズムの文化の尊重、cultural safetyの理念に従うと、女に見られないようにする必要があると判断されたためである。

この仮面だけでなく、他にも多くのものが同様のポリコレ理由で公開停止になっているという。

西洋の博物館が急進化・wokeしていることについては👇が詳しいが、その論理は普通の日本人には理解困難ではないかと思われる。

「正しさ」をとことん追求していくと、sexは女だがgenderの自認は男だったらどうなるのか、などと訳が分からないことになる。

付録

性による制限は禁止→非公開にすれば平等になってしまう。


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