韓国の出生率が0.92に低下

韓国統計庁の速報によると、昨年12月の韓国の出生数は49ヵ月連続で前年同月比マイナスで、年間では前年比-7.3%の30.3万人、合計出生率は0.06ポイント低下の0.92となった(ソウルは0.72)。日本を上回るペースで少子化が進んでいる。

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合計出生率は2002~2015年には全国1.2前後、ソウル1.0前後で推移していたが、4年間で0.3ポイントも低下した。

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合計出生率は年齢別出生率の合計だが、30歳未満は続落し、30歳以上も4年連続で低下している。

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未婚率の上昇に加えて、第一子出産平均年齢が妊孕力がピークを過ぎた32.2歳に上昇していることが出生率を下げている。

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韓国の超低出生率は、フェミニズムとネオリベラリズムに毒された社会が自壊することを示している。

人間の基本的な本能に生存と再生産があるが、生存できない状態では再生産も考えられない。韓国では子を産み育てる年齢層の生存が脅かされている」
South Korean women aren’t simply choosing to have fewer children – some are opting to forego romantic relationships entirely.
The student said she never wanted to get married or have children because pregnancy and childbirth were "big risks for women in Korea", while marrying "narrows a woman's position".

フェミニズムとネオリベラリズムには「無能を社会から排除する」ために優勝劣敗を志向する共通点がある。勝ち組でも出生率は約2なので、競争を激化させて負け組を増やせば全体の出生率は2を割り込んでしまう。経済社会に護送船団的要素を残さなければ人口再生産はできないということである。

フェミニズム&ネオリベラリズムが非婚化・少子化を促進するであろうことは、日本を代表するフェミニスト学者(東京大学名誉教授)の主張からも直感できよう。

正規雇用者の給料を下げて、夫に600万円払っているのなら、夫に300万円、妻に300万円払うようにすれば、納税者も増えます。
「給料が安くて子どもが産めない」と言うけれど、年収300万円の男女が結婚すれば、世帯年収は600万円になります。今の平均世帯年収の400万円台を軽く超えますし、子どもに高等教育を受けさせるにも十分な額です。
賃金が上がらないといっても、外食せずに家で鍋をつついて、100円レンタルのDVDを見て、ユニクロを着ていれば、十分に生きて行けるし、幸せでしょう? 
「男女共同参画社会は、新自由主義的なベクトルとフェミニズムとの妥協の産物だ」というのは、100パーセント正しいと思います。
ギャルゲーでヌキながら、性犯罪を犯さずに、平和に滅びていってくれればいい。そうすれば、ノイズ嫌いでめんどうくさがりやの男を、再生産しないですみますから。
彼らが間違って子どもをつくったらたいへんです。
少子化はぜんぜんOKだと思います。
上野 自然史的・人類史的に言えば、マスターベーションしながら死んでいただければいいと思います。

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