7・8月の自殺者増加(修正版)

7・8月の自殺者数の増加については先日の記事に書いたが、警察庁の自殺者数のデータが速報値から暫定値に修正されたことと、新たな報道があったので再度取り上げる。

暫定値では7月は1818人、8月は1854人となっている。

グラフの左右の軸はスケールが異なることに注意。

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韓国の現地報道は、新型コロナの影響で、非正規雇用など不安定な雇用の職業に就く女性の経済的困難が高まったほか、育児などの負担が増大したことなどが背景にあると指摘。日本でも同様の原因があるか、詳細な分析が進められる。

日本でも、非正規雇用の減少数は女>男だが、女には「家計を助けるためにパートで働いていた主婦」のように、失業が生活苦に直結しないケースも多いので、詳細な分析が必要である。

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ここからは推測だが、女は直接的な接触が必要な対人サービスで働くことが多いため、コロナショックの負の影響を男よりも強く受けたとも考えられる。

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