税収と構造改革

税収の推移。

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1990、1991、2018、2020年度の国の一般会計税収はほぼ同額だが、その構成は激変している。

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つまりはこういうこと👇で、サラリーマンの多数派も「金融資本主義のさらなる強化に加担」した。

国家は気軽に移動できる資本に対しては減税している。資本に対しては減税、労働に対しては増税。企業に対しては減税、サラリーマンに対しては増税。すなわち、国家もまた、金融資本主義のさらなる強化に加担しているのだ。

これが構造改革の本質なので、改革に賛成しながら消費税増税に反対するのは筋が通らない。

橋本龍太郎→金融ビッグバン
小泉純一郎→郵政民営化
安倍晋三 →コーポレートガバナンス改革

👇安倍首相(2015年9月29日当時)の「金融を中心とするビジネス関係者との対話」におけるスピーチ

マイケル・ブルームバーグCEO、心温まる御紹介を頂き、ありがとうございます。
中でも、私の改革リストのトップアジェンダは、コーポレートガバナンスの改革である。繰り返し、そう申し上げてきました。
本年6月から、コーポレートガバナンスコードが、2000社を超える上場企業に、適用されるようになりました。独立社外取締役を選任する企業は、この2年間で倍増しました。今や、ほぼすべての大手機関投資家が、スチュワードシップ・コードを受け入れています。

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