日本の科学研究の欠点「お金が無い」

この番組で、日本の大学改革の「成果」を示すコメントがあったので紹介。

北海道大学大学院水産科学研究所の和田哲教授のコメント。

――和田さんは、赤潮発生直後に現地調査が出来ず、重要なデータを集めきれなかったことが、被害の把握を難しくしたと言います。
日本の科学研究の欠点、ていうものを浮き彫りにした出来事だったかなというふうには感じています。多くの研究は、今回のように新しい出来事がぱっと起きても、そのために使えるお金が無いんですね。そうすると、調査も実験もできない。急に起こった出来事に対して指をくわえて見てるしかない、というのが現状でした。非常に残念でしたね。

コスパにこだわって無駄ゼロを目指すとパフォーマンスが落ちる。大学に限らず、日本の至る所で生じている。


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