国の借金を返すとお金が消えるとは限らない

原口議員がデマ拡散に協力しているので、消えるとは限らないことを示す。

政府は①徴税で資金調達、②調達した資金で国債を償還するものとする(③は事前と事後の変化)。図の✚の左右は資産と負債、上下は増加と減少を表す。

民間の国債保有者が銀行ではない(主に機関投資家)場合は、民間部門の預金は納税者から国債保有者に移動するだけで、総額は変わらない。つまり、お金は消えない

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国債保有者が民間銀行の場合には、民間銀行部門の資産の国債(政府への信用供与)と負債の預金が両建てで減少する。

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市中のマネーストックの供給元は民間銀行なので、お金が消えるのは民間銀行の債権が回収される場合に限られる。

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