キャンセルのモデル

「オープンレター」を仕掛けた学者やジャーナリストたちは米英で猛威を振るうポリコレとその実践としてのキャンセルカルチャーを日本に移植しようとしたのだと思われるが、その不条理さ・理不尽の日本人にも理解しやすい例がこれ👇である。

その原因となったのはこのツイート。これがsexは男(客観)だがgenderは女(主観)の人々に対するヘイトスピーチだとしてキャンセルの対象にされた。

その後も方々でキャンセルが続いている。

では一般市民もローリングの発言は差別だと考えているのかといえばそうではない。アメリカ人の圧倒的多数は性は男と女の二つだと考えている。人間は猿の仲間なのだから当たり前である。

Transgender activists have accused J.K. Rowling of “hate speech” for saying it, but most Americans agree with the Harry Potter author that there are only two genders.
The latest Rasmussen Reports national telephone and online survey finds that 75% of American Adults agree that there are only two genders, male and female. That total includes 63% who Strongly Agree. Eighteen percent (18%) disagree. (To see survey question wording, click here.)

なお、この調査ではsexとgenderが混同されているのでローリングはコメントを出しているが、男女の別はgenderではなくsexで行うべき、という常識的なものである。おそらく、日本人の圧倒的多数はこれに同意するだろう。

Wokeした人々の非科学的で異常な思考は、ヨーロッパのキリスト教に由来する観念に加えて、近年のサイバースペースの急拡大が関係していると考えられる。それについては幾度が記事にしているが、後日にまとめなおす予定。

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