大韓民国は日本を追い抜くのか

あまりにも薄っぺらな分析に老害感が漂っている。

為替レート変動を無視している上に、生産年齢人口のトレンド反転を考慮に入れると、過去20年間の傾向が今後20年間も続くという想定は無理があり過ぎる。

これまでの 傾向が将来も続くとすれば、数年後に韓国が日本を追い越すのはほぼ確実だ。そして、その後さらに格差が広がっていくだろう。20年後には、日本が4万1143ドルに対して韓国が8万0894ドルとなり、ほぼ倍になるだろう。したがって、人口が半分の韓国のGDPは、日本とほぼ同じになる。

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これ👇はその通りだが、そうなってしまったのは、野口のようなアメリカかぶれ・英語かぶれのエリートが、日本とは全く異なる「体質」「型」のアメリカをモデルにして「改革」を進めたために、経済社会システムが機能不全に陥ったためのように思われる。

日本はいま、信じられないほどの状態に落ち込んでしまった。しかし、だからといって、どこかから救いの神が現れるはずはない。こうした状況を変えたければ、日本人が自らがやるしかない。

アメリカのDNAを導入して日本の経済社会システムを改良しようとしたら、改悪になってしまったようなもの。

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