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Assassin's Creed ShadowsはWOKEの宣伝媒体

Assassin's Creed Shadowsの設定は

  • 主人公が黒人と女(同性愛者設定も可)

  • 敵が日本人の男の武士

  • 目標が"to fee Japan from its oppressors"

Ubisoftより

だが、これだけからWOKEの宣伝媒体であろうことが分かる人にはすぐに分かる。

WOKEとは、歴史的に抑圧された人種、性、性的少数者などのアイデンティティ集団(マイノリティ)と、抑圧する側のストレートの白人男(マジョリティ)の立場・力関係を逆転させるという思想・運動だが、正義の側の主人公が黒人・女・同性愛者、敵側が「名誉白人」の武士という構図はぴったりと当てはまる。なお、G7は西洋白人グループなので日本人は名誉白人扱いで、弥助に一方的に殲滅される日本人武士は罪深いstraight white maleの代役である。黒人が白人男を殺して回る「史実に基づいた」ゲームを販売すれば白人男たちから猛反撃されるが、日本人の武士を殺して回っても日本人もアジア人も白人もOKするだろう、とUbisoftは考えたのだろう。

日本の年配の自称保守は「たかがゲーム」と思ってこの問題を軽視しているようだが、ビデオゲームは「目で見る聖書」の動画版(しかも体験できる)であり、その刷り込み効果は無視できない。

文明的に後進圏だったアルプス以北のヨーロッパにおいて、読み書きができない人々にキリスト教の教えを伝えるために、旧約・新約聖書の物語を絵で表した「目で見る聖書」としての宗教美術が肯定され重要となります。聖堂内には、旧約・新約聖書、そして使徒たちの物語など、キリスト教の教えを伝えるための宗教美術が飾られていったのでした。

https://diamond.jp/articles/-/144053

かつてのキリスト教国、社会主義国では様々な表現物・媒体が価値観・世界観・歴史観の刷り込みに利用されたが、現代ではビデオゲームが加わったということである。

the making sacred of historically marginalized race, gender, and sexual identity groups

見出し画像は👆より。

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