東京の出生率は低くない?
東京の出生率は実はそれほど低くないという説が唱えられている。
未婚なども含めて考えるべきということであれば、こちらの資料の21ページのスライドをみるといいんじゃないかしら。これをみると東京都区部は東日本の平均的な水準になっていて、京都や奈良より高いことがうかがわれます
— ときわ総合サービス研究所 (@tokiwa_soken) June 15, 2024
東京はブラックホールなのかhttps://t.co/Me96pKpJMihttps://t.co/eu9QzGA1hM
![](https://assets.st-note.com/img/1718894824362-7ZClb0BZui.png?width=800)
👇の図表2が同じもの。
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東京は「ブラックホール」なのか(その2):「東京国」と「地方国」で考える/中里透 - SYNODOS - https://t.co/XKmMA0Gxea
出産可能年齢(15~49歳)の女性の総数とその年齢階層の女性が産んだ子どもの数をもとに出生率(女性人口千人当たりの出生数)を確認すると(図表2)、東京都区部の出生率は全国平均を下回っているものの、「ブラックホール」と呼べるような状況となってはいないことがわかる。東日本の出生率が総じて低い中にあって、東京の都心3区(千代田区・港区・中央区)はとびぬけて出生率が高くなっている。ブラックホールの近くには東京タワーもあるようだ。
👇は図表2を降順に並び替えたもの(橙―東京都、緑―特別区部、黄―都心三区)。東京都は47都道府県の42位、特別区部は全国平均よりわずかに低く、都心三区は1位の沖縄県と2位の鹿児島県の間に位置する。
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総出生率=出生数÷15~49歳の女の人口
しかし、都道府県によって異なる15~49歳の年齢構成の違いを調整する(全国の年齢構成に合わせる)標準化を行うと、東京都は最下位になり、都心三区は東京タワーではなくなる。
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標準化の基準年が2020年であることは見比べればわかる(標準化前と後で全国の値が同じ)。
うわぁ、標準化出生率って懐かしい。これ基準年は昭和5年なのかな(平成でも令和でもない)w こういうツッコミは生産的。標準化すると出てきた結果(都道府県別の順位)は合計特殊出生率とほぼ同じになります。なので東京が最下位なのは自明。
— ときわ総合サービス研究所 (@tokiwa_soken) June 21, 2024
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ということで、年齢構成を調整すると、東京の出生率はやはり全国最低レベルだった。
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