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10月の人口動態統計速報が公表されたが、出生の減少ペースが8月以降やや鈍化しているので、年間では国内の外国人と国外の日本人を含む速報数は80万人台、含まない確定数は77万人台になりそうである。 日本経済新聞などの「ジェンダー平等は出生を増やす」の主張への反例になっているフィンランドも、今年の出生数は20世紀と21世紀で最少になりそうである。 1868年の急減は大飢饉のため。 2021年のTFRは1.46、うちフィンランド系は1.43、外国系は1.66だった。