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2021年10月の記事一覧

韓国の最低賃金と雇用

これ👇についてはあと二回取り上げるとして、今回は韓国の最低賃金の大幅引き上げと雇用の動向について確認する。 残念ながら、それはやはり日本のマスコミと日本の評論家の中身のなさを反映しているだけですね。あの時(韓国が最低賃金を引き上げた時)に、失業率はボンっと跳ねた。日本では絶対にするもんじゃないって。(マスコミも)いいこと言うじゃんって。 ただマスコミはそれしか見ないですから。その後どうなったかって、みんなもう無関心・思考停止っていいますか。あの2回目(賃上げを)やった後に、

韓国の付加価値税と日韓GDP比較

反緊縮派によれば消費税は経済成長の大ブレーキになる税のはずだが、韓国は1977年に付加価値税を税率10%で導入してからも日本に追いつき追い越せの成長を続けているのは何故なのか。

ビッグマック指数と悪い円安

ビッグマック指数とは、自国とアメリカのビッグマック価格を等しくする為替レートの実勢為替レートからの乖離率で、 作成元のエコノミスト誌が注意しているように、為替レートのミスアラインメントを正確に示すものではないが、 日本円に関してはかなりいい線をいっているようである。 ファンダメンタル的には👇の1程度が適正水準と推計できるので、円は3割強過小評価されていることになる。 円の対外購買力は変動相場制に移行した直後の水準にまで低下しているが、輸出ドライブ→外需が内需に波及する

人口動態の確認

新型コロナウイルス感染症が人口動態に与えた影響だが、今年8月までの数字を見る限り、トレンドは大きく変わっていないと言える。 「減少が確実」と見られていた出生だが、減少ペースはコロナ禍の前と大差ない。 昨年は死亡が対前年比減となったことが注目されたが、今年に入ってからはその「遅れ」を急ピッチで取り戻している。 自殺も男は年間14000人の水準に戻りつつある。女は水準は高いものの、対前年比では減少に転じている。 経済と同じで、初期に懸念されたよりも影響は小さくて済んだと判