国土保全費を半減して「災害に弱い国づくり」
毎年のように大雨による水害が発生しているが、国と地方の国土保全費は一向に増えていない。金額ベースでは1990年代の半分近くに減り、1980年代前半と同水準である。
対GDP比では半減している。
「国土強靭化」を掲げた安倍政権だが、防災・減災よりもプライマリーバランス黒字化を優先するらしい。
災害が起こる度に、民主党政権を犯人扱いする人が出てくるが、グラフからも明らかなように、国土保全費の大幅削減は国民が圧倒的に支持した小泉政権から本格化したものである。戦争と同じで、公共