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僕の恋愛小説 【序章】

ここから小説風のセクシートークを

最初のキスは初めて食べたショートケーキの生クリームの感触だった。
味は… よくわからなかったが、ふわふわした柔らかい感触が舌先に残ったのを覚えている。
それが、唇や舌先の感触だと分かったのは、もう少し後になってから。
なぜキスをしたのか、なぜキスをしたくなるのか謎だが、柔らかい感触に触れていたいと思うのは自然の事のように思った。
女性が男性とは異なる身体の構造を持ち、その違いを思うと身体中の血が熱くなる事を知って、興味がだんだんと深まってきた。男女の違いを知る事によって、人の成りを理解し、人類の進化を理解する。

恋愛とはその違いを理解して吸収する過程なのであり、妄想を経験に昇華する過程なのである。
「僕の恋愛小説」は、その過程を書き連ねた小説。誰にでもある淡い妄想や、未だかつてない強烈な体験を、追体験する小説。ここに連られている言葉達は、全て妄想の賜物である。

#セクシャルなひらめきで潤いのある生活を



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