潤いのある生活

noteをはじめるにあたってどんなテーマにしようかあれこれ考えている中で、やはり”性的”な話題は取り入れるべきだと思った。生命エネルギーの根源であり、生きていくためのアイデアとしては切り離せないものの一つである。そのエネルギーをうまく取り扱う事を教える事をしていないのに、そのエネルギーに取り憑かれてしまう民を心配してなのか、忌まわしい宗教的な禁忌によって日常的には抑圧された状態が尊ばれる。そんな状態は憂える事でしかなく、自分なりの表現をしてみたいと思っていた。

そうやって色々な話題を試行錯誤している中で、変わってきた事があった。性的エネルギーの創造力への昇華である。どういうセクシーな話題を取り上げようか、文章でどのように表現しようか、画像は何か良いのがないだろうか、とあれこれ考えているうちに、自分の中の性的なエネルギーの中心が、創造力を研ぎ澄ませる事に使えるようになってきた。これまで意識的に試みようとしても、出来なかった事である。

逆に、創造心のエネルギーを性的なアイデアに変えることも容易になってくる感じがする。いつ取りあげようかと心に秘めていたテーマだが、「ロバートメープルソープ」という写真家の話題である。相当前になるが、後輩女子の誘いでその写真展を見に行った。大きな画面いっぱいの花弁を中心とした花の写真が展示会場いっぱいに並んでいた。あの時の感動は今でも思い出せるが、こんな表現方法があるのかと感激した。

なんの解説もなかったが、一目見てそれらの花は女性器を表現しているのだと分かった。同行した後輩女子にも聞いてみたが、同じ感想だった。様々な花弁が、様々な女性の内面を写実的に映し出している。性的エネルギーが創造力に昇華しているものすごい例だと思った。写真の隅々まで神経を行き渡せて構図や画面を構成しているのがわかる。しかも、じわじわと自分の内面に感じる性的エネルギー。それは、生命力を掻き立てるような興奮そのものである。日常のあちらこちらに宇宙のエネルギーが潜み、それが、生命や性のエネルギーとして表現されている。写真の中の花たちも、色とりどりの花びら、その形、花弁の枚数、中心に据えられているメシベとオシベ。
文字通りこれらは、植物の性エネルギーの具現化であり、創造である。

Flowers

セクシーコメント16
”君の瞳をじっと見つめていると、その奥に妖しげな花弁と蜜の泉が見えてくる”

#セクシャルなひらめきで潤いのある生活を
#ロバートメープルソープ