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テクニカルオーディオデザイナーの使用機材紹介

PC 入れ替えをして少しずつ本格的に色々と作業開始していくにあたって機材を買い足したのですが、想像以上に (個人的な) 良環境になった気がしたので、ちょっと紹介してみようと思い立ちました。

インタラクティブオーディオに軸足を置いたテクニカルオーディオデザイナーということで、音の立体感やアタックなどのリスニングに重点を置いた (というか全振りした) 構成になっています。他のオーディオ職との選定基準の違いを楽しんで?もらえたらなぁと思います!

Audio I/F

Black Lion Audio Revolution 2x2

ミーハーなので(?)去年発売したばかりの機材を買いました(笑)。音が良さそうという予想ももちろんあったのですが、決め手は機能的な過不足の無さや前面パネルにきっちりつまみが揃っているところなどといった面でした。つまみもいい感じに重くて触りやすく、聴き比べなどがスムーズにできるので快適です。

出力音も値段とバスパワー機器であることを考えると、かなりのクオリティになっているのは間違いなさそうです。なんだかんだ電源が一個減るのは嬉しいですね(笑)。

サラウンド環境無いですが、必要になったら考えます……。

Speaker

JVC EX-HR5

メインモニター、ウッドコーンです。同じようなフルレンジの 1 枚張りモデルはスタジオで採用している例もそれなりに多いですよね?ぶっちゃけ普通にコンポとして買ったやつなのですが、家で仕事をするようになってこんな細かい音が分かるスピーカーも他に無いので転用して愛用してます。

もちろん(?)某同軸スピーカーも欲しいのですが、フルレンジは同軸よりも更に位相の面で有利ということもあるので、これでも全然良い感は出ています。フルレンジ万歳!

ECLIPSE TD307MK3

メインモニターと見せかけて疑似立体音響確認用スピーカーです。普段は何故か座りが良かった(笑)ウッドコーンの上に置いて、サブモニターになってます。

手で持てる点音源が欲しかったので丁度いい具合です。片方を正面に置いて、もう片方を動かして音を比較してフィルター係数を決めていくような使い方をします。どこかに怒られそうな使い方ですね……。動かすものなので配線が前面にしてあってちょっと邪魔です。

出音としてはローが少し物足りない感じではありますが、定位感やアタック感はしっかりしているので普通にモニターにも良いと思います。フルレンジ教徒みたいになってますね(笑)。

Headphone

audio-technica ATH-WS770

メインヘッドホンです。これモニターヘッドホンですらなくて、SOLID BASS とか銘打った重低音ポータブルヘッドホンなのですが、何故かスペックが異常に高く、位相の再現性も随一なので愛用しています。

もう一つ、地味にいいポイントとして値段帯の割にコードが両出しになっているところがあります。立体感の調整が重要なので、左右バランスが良いのはとてもありがたいです。(ちなみに、ここで言う左右バランスは電気的な影響より、コードの詰まり具合による響きの差や垂れたコードのテンションによるパッドと耳の密着度の差など機構的な影響が大きいと考えています。)

見た目通り周波数バランスはそれほど良くないので(笑)、比較用にサブ欲しいなーと思っていました。

AKG K712 PRO

というわけで新規購入のサブヘッドホンです。少しハイの一部が強めに感じる以外は概ねフラットな感じがしますし、位相の再現性もかなり高めなようなので、単独でもいい感じだと思います。装着感が疲れなくて良いのと、見た目が良いのも大事ですよね!

Other

360 Hz の PC モニター (ROG SWIFT 360Hz PG259QN)

せっかくそれなりに GPU もハイスペックなマシンを導入したので、気になっていたリフレッシュレート 360 Hz 対応のモニターを思い切って購入しました。

画面のリフレッシュレートはゲームをする上で遅延などに影響があり、重要な要素なのですが、画面の遅延が変わってくることはオーディオにも相対的に影響があるため、色々確認できる環境が必要になるだろうという見込みもあります。

ゲームのほうは対応ゲームに普段自分がやるものが無いので試しに何をやろうか悩んでいる段階ですが……、普段の作業でマウスがぬるぬる動くだけでもなにか笑えてくる気持ちよさがありますね。


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