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標語と言葉遊び

露垂れて
一宇に響く雫の音
黒蓮静か
水面に揺れる


うちの会社は毎年この時期、安全に関する標語を一件作ってくれと社員に依頼してくるのだが、結構こういうのって普通に考えてもつまらないので、その時々の時事問題と絡めて考えてみたりしている。

で、あれこれ考えてるうちにオマケとして出来たのが最初のやつで。もう完全に安全と関係ないことだけは間違いない。
でもまあ、自分では割と気に入ったので、家族にいきなり送りつけて反応を確かめたりした。

まあ、予想通りではあったが、キモいとか意味わからんとか、川柳の先生が見たら凡人と言われて全部直されるといったコメントで、まあそりゃそうだと納得しながらも、だれかこのゲームに気づいてくれないかなと少し期待していた。

ゲームというのはそれぞれの単語に隠された意味のことで、ここからはネタバレしてしまうのだが、

露・・・ロシア
宇・・・ウクライナ
黒蓮・・・国連

として読むと、
屋根から落ちた雨露(ロシア)が水面を叩いて
軒下(ウクライナ)を騒がせているよ
かたわらでは黒蓮(国連)が何もせず静かに漂ってるね
という言葉遊び。

一宇とか黒蓮とか無理あり過ぎなんで怪しいと思って気づくかなと思ったけど、分かりにくすぎて逆にスルーにつながったな。
よく教科書で習う、泰平の眠りを覚ます上喜撰…とかあういやつってすごいよね。見習いたい!…そんな機会ないけど笑

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