Chat GPTでステッカーのデザインから注文までやってみた
■ Chat GPTでデザイン生成?
こんにちは、印刷マスターです。
これまでデザイン制作時のポイントについて、数多く紹介しましたね。
でも、いざとりかかろうとすると、
「え、何をどうすればいい?」
「全然浮かばない!」
だとか、インスピレーションもなく、まったく思ったようにデザインできないこともありますよね…。
また、あれやこれやと細かいところを調整することに楽しくなってしまって、インスピレーションはあるのに、デザインの完成まで時間がかかってしまうということも。
そんな時、Chat GPTの拡張機能『Sticker Whiz』だと
パパっと簡単にできてしまうのです!
もう巷で噂のChat GPTですが、
まるで人間に相談しているかのような日本語でのチャットをしながら質問やオーダーをしていくと、どんどん回答してくれるAIチャットサービスです。
■ Sticker Whizでステッカーを作ってみよう!
① 指定のイメージでどこまでできる?
ということで一つ目のステッカーのデザインを作ってみます。
まずは、こんなことを相談しましょう。
・作りたいデザインのイメージやテーマ、色味、形など
・希望枚数と大きさ
などを伝えると効率が良いです。
今回のデザインテーマはこれ!「キャップをかぶっている熊」。
そのオーダーを入れると自動生成してくれるのですが、どんなものが出てくるでしょう。
じゃーん!
か、かわいい…!
これは、結構良いのではないでしょうか!
もし気に入ったら、
①ステッカーのサイズ
②希望の枚数
を伝えると、注文リンクまで提供してくれます。
そのリンクをクリックすると
画像入稿のページに移動でき、すぐに注文が可能!
イメージも提供してくれ、リンク名には大きさや枚数まで記載されています。こ、これは、むちゃくちゃ簡単じゃないですか!
② 漠然としたオーダーにはどう答える?
調子にのった印刷マスター、もう一つ作ってみることにしました。
今度は少しアバウトな注文ですが……
「クリスマスらしいステッカー」にしましょう。
ちなみにやり取りはこんな感じです。
私は提案してくれた中から2番を選択することにしました。
果たしてどんなデザインが生成されるのでしょうか?
なんと!!!
クリスマスらしいではないですか。
確かにクリスマスっぽいのですが、
私の好みの淡い色ではないので、修正可能かどうかを聞いてみました。
淡いパステルカラーですぐに修正をしてくれました!
さらにこちらも大きさと枚数を伝えると注文リンクを提示してくれます。
もしまた別に、指定のネット印刷屋さんがある場合は、こちらで生成されたイメージをダウンロードして注文からイメージ入稿をするのもありです。
また、裁断線(カットパス)もデザインに基づいて自動に作成されるので非常に便利です。
③ どんな言語に対応しているの?
もうひとつ!
注意喚起のステッカーを多言語で作ってみたいと思いやってみました!
英語でAttentionと書かれた黄色背景のステッカーデザインができました!
日本人なので、日本語で作成するようにお願いしたところ…残念!
文字化けしてしまいました…。
また、韓国語でもお願いしましたが、やはり文字化けしてしまっています。
お次にフランス語、イタリア語など様々な言語にも挑戦!
イタリア語…もなんだか近いけれど、どこかの方言になっているかのよう…。ドイツ語もTが多いような気がします。
どうやら英語以外の言語はなかなか難しいようです。
しかし、デザイン性はしっかりあるので、コンセプトのベースとして使うことはできそうですし、使う単語を指定したら、もしかしたらできるようになるかもしれません。
■ まとめ
今回は話題のChat GPTでデザイン生成をしてみました!
コツさえつかめれば、相談相手、
はたまたデザイナーとしても活躍してくれそうですね!
以下、今回わかったポイントです。
・デザインイメージやテーマを与えるとデザイン提案~注文までスムーズ。
・漠然としたオーダーもアイデアを少しずつ詰めて相談して作ること。
・多言語対応は難しく、使いたい単語があればこちらで指定してデザインしてもらうこと。
以上です。
・アイデアが湧かない…
・納期が迫っている…
・デザインのベースとして使用
などなど、色々な活用方法がありそうです。
今後の発展、恐ろしくあると思いますが、
そこは楽しみながらうまく取り入れていきましょう!
みなさんもトライしてみてください。
では、また!