読み手としての小説ジャンル得手不得手

というのをTwitterのフォロワーさんがやっていたので、私もやってみました。

(元のテンプレートから少し項目を減らしたり増やしたりさせていただきました)

【ミステリー】

好きです。
好きな作家さんに桜庭一樹さんと辻村深月さんを挙げていて、どちらもミステリーが得意な作家さんなので、ミステリー嫌いとはどうしても言えません。
ただ桜庭作品も辻村作品もミステリー要素が好きかと言われると、そこは別に……という感じなのですが……。

「小説といえばミステリーもの」というくらい一大ジャンルのイメージがあるミステリーですが、特別好きというわけでもないんですよね。
どんでん返しものとかも勧められれば楽しく読めますが、自分から積極的に読むことはほとんどないかも。

ちなみにTwitterの読書アカウント界隈では、たまに「どんでん返しと銘打つのはネタバレではないか?」という話題が上りますが、私はネタバレをまったく気にしない人間です。

もともとミステリー要素よりも人間ドラマに注目するタイプなので、展開を知っていたところで何も変わらないんですよね。
登場人物が受ける衝撃は、私が先の展開を知っていたところで別に変わらないので。彼らと一緒にそれを追体験できれば満足です。
まあでも、ミステリー要素やトリックがウリの作品だとさすがにちょっと……と思いますが。

【ファンタジー】

好きです。
子どもの頃にライトノベルから読書に入ったので、人生で読んだ作品のうち半分くらいは大なり小なりファンタジー要素が入っているんじゃないでしょうか?

【海外文学】

あまり読みませんが、訳によります。
基本的には日本人作家に偏って読んでいるので、もしかしたら海外文学は苦手なのかもしれません。

映画は基本的には日本のものより海外のもののほうが好きなのですが……。
(映像作品の場合は日本に輸入される時点で評価が高いものだけが選別されているからかもしれません)

【ラブコメ】

苦手です。
が、私が好きな作家さんとして挙げている竹宮ゆゆこさんはラブコメ作家ですね。

【恋愛】

苦手です。
ラブコメもそうなのですが、そもそも見ず知らずの他人の恋愛事情に興味が持てず……。

ちゃんと読めるのは江國香織さんくらいでしょうか。
「恋愛小説の女王」と言われるだけあって、江國さんの小説は楽しく読めます。

【時代小説】

あまり読んだことがありません。

時代小説をおすすめしてもらうと、ものすごく長い作品(シリーズものとか巻数は少ないけど各巻がものすごく分厚いとか)を勧めてくださる方が多くて。
せっかく勧めてもらったのに申し訳ないのですが、興味本位で手を出すのには勇気がいる長さで……。

サクッと読める短めの時代小説(一巻完結希望)に出会えたら読んでみたいです。

【ホラー】

好きです。
でもあまり怖いと感じたことはありません。
私が霊感皆無なので、ホラーを完全に他人事として見ているからかも?

ホラーはファンタジーの延長として楽しんでいるところがあるかもしれません。

ただ、ホラー小説はあまり怖くないのですが、ネットの怪談スレはめちゃくちゃ怖いんですよね……。

小説=作り話だろう
怪談スレ=実在する誰かの身に起きた本当のことかもしれない

という思い込みがどこかにあるんでしょうか?

【古典・純文学】

現代の書き言葉に近いものであれば普通に娯楽として楽しめます。夏目漱石とか。

でも『源氏物語』(原文)や『舞姫』や『金色夜叉』のような古文(っぽいもの)は読めません。

【青春物】

好きです。
桜庭さんも辻村さんも竹宮さんも、ミステリー要素やラブコメ要素よりも青春要素が好きなんですよね。

ただこのジャンルは知名度のある作品でもいざ読んでみるとけっこう苦手と感じる作品が多いので、好きだからこそ選り好みが激しいかもしれません。
暑苦しいのが苦手なので、スポーツ系はだいたい入り込めませんし……。

【ミリタリー】

どんな作品が該当するのか思いつかないのですが、ジャンルの字面だけで判断するとあまり得意ではなさそうですね……。

『永遠のゼロ』とかでしょうか?
『幼女戦記』とか?

【コメディ】

好きです。
でも小説でコメディってあまり読んだことがないような?

【SF】

好きです。
一番海外の作家さんを読んでいるジャンルかもしれません。

SFは多少文章が読みづらくても「そういうものだから」と思って読み進められるんですよね。不思議。

【ライトノベル】

子どもの頃に好きだったものは今でも楽しく読めますが、読んだことのない作品を今から新しく読むのはちょっとキツいかもですね。
初版が自分の子どもの頃に発売されたものだと読めたりするのですが……。(老害)

このジャンルは年齢とともに順当に卒業してしまった、という感じです。

【政治小説・経済小説】

どんな作品が該当するのか思いつかないのですが、ハイファンタジー作品はだいたいオリジナル世界の王国やら帝国やらの政治経済を扱っているので、ファンタジーが好きな私は政治経済系の話もけっこう好きなのでは……?

現実に存在する国の政治、例えば日本の政党を舞台にした話などはあまり興味ありませんが……。
日本の先行き等はそれなりに関心があるのですが、ホモソーシャルなおじさんコミュニティに興味がなくて……。

【お仕事小説】

苦手です。
仕事が中心になる話に興味がなくて……。
(成人以降の人生に興味がない)

【児童文学】

好きです。
自分にとって一番自然に受け入れられる世界観な気がします。

このジャンルはどんな話であっても違和感なく読める作品が多いです。
私はこの世界の住人、という感じがする。

おわり

以上です!
今までジャンル別に自分の好みをしっかり語ったことがなかったので、楽しかったです。

私が苦手なジャンルの小説を読んでいたら、「あ、苦手なジャンルにがんばって挑戦してるんだな」とあたたかい目で見守ってあげてください。

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