ぷりんせちあ

なにって意味はないけど少しの時間でも意識がトリップできるような、そんな文が書ければいい…

ぷりんせちあ

なにって意味はないけど少しの時間でも意識がトリップできるような、そんな文が書ければいいなと思っております。 ぼーっと音楽でも聴きながら!

最近の記事

彼女と私

彼女は秋に来た。 姿を見たのは一度だけ。 私は彼女が嫌で、会わずに済むよう全力だった。 ただ、ここは私のテリトリー。 負けられない戦いが始まった。 私は彼女の妨害を始めたが、 それを鼻で笑うように彼女は何度も来た。 彼女と私の冷戦は続き、 毎日来る彼女に私はだんだん諦めが芽生えた。 秋も深まる頃、妨害のなくなった彼女は 早々に私との間に蓋をした。 姿は見えなくなり、彼女のいた痕跡のみが残った。 私は私で忙しく、彼女のことを気にする間もなく 忙しなく冬を