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時には自分の幸せや成長にフォーカスしてみる

こんにちは!プリンセススクゥエアー笠原です。

カミングアウトする時に感じること


カミングアウトする時に、「人と人としての人間関係ができている間柄だと、そのまますんなりと受け入れてくれることも多いな」と最近よく感じます。

例えば「仕事人」として信頼しあえる関係だったり、「趣味」を通じて楽しく会話できる人だったら、カミングアウトしやすいし、言ったあとも気遣ってくれることが多い気がするんです。

よくよく考えてみると、LGBTsであることって、属性の一つでしかないはずなんですよね。
誰もがみんな、いろんな顔を持っていて、人間であり、仕事人であり、家庭人でも、趣味人でもある。
LGBTsであることも、そういう、いろんな顔のうちの、たった一つのはず。

LGBTsだからこその苦しさ

LGBTsであることで苦しい思いをしたり、偏見の目でみられたり、こうしたいと思うことがあっても制度や仕組みがないからうまくいかないという経験があるからこそ、そこにどうしても意識がいってしまい「LGBTsだから私は幸せになれないんだ」「あの人も言わないだけでこんなふうに思っているかもしれない」と辛い気持ちに自分自身で拍車をかけてしまうことも、あると思うんです。

私自身も「社会がこんなふうじゃなかったら」って思うこと、本当にたくさんあります。

だって、シスジェンダーで異性愛者の方々は、恋人ができたり結婚したりすることを普通に周りに話せて、祝福されて、悩んだり自分たちを守るために公正証書を作ったり行政と戦ったりしなくてもいい。カミングアウトをした時に家族に酷いことを言われて、つらい気持ちを押し殺しながら、何もなかったかのように仕事に向かわなければならないこともないかもしれません。ついつい、そんなつらさにばかり目が行ってしまいます。

もちろん、社会は変えていかないといけません。「変わってほしい」と言うことをやめずにいたいし、闘っていたい。

でもずーっと、なかなか変わらないもののほうだけ見ていると、ちょっと疲れちゃったりしませんか? そんな時、まずは「変えられるもの」である自分自身に目を向けてみるのも、いいかもしれません。


きっと見ていてくれる人がいる


例えば、仕事を頑張ってみたら、それをしっかり見ていてくれて、信頼を寄せてくれる上司や同僚やお客さんが出てくるかもしれません。一生懸命な人のところには、「協力したい」「話を聞かせて欲しい」と言ってくれる人や、チャンスをくれる人が集まってくる可能性が高まります。自己肯定感も高まります。

SNS断ちをしてみるのもよいかもしれません。SNS上では、日々偏見の言葉や無理解がうずまいています。(もちろん一方で、理解を示してくれる人もたくさんいますが……)
そういうものに気持ちを削られて動けなくなってしまうとしたら、時間がとってももったいないです。時々はSNSから離れて、明日からの仕事を頑張るためにマッサージにいったり、成長してキャリアアップするために勉強をしたり、本や映画の世界に没頭して気持ちを豊かにするために時間を使ってもよいかもしれません。

運動や筋トレをして自分の体を変えてみるのも良さそうです。体が健康になればそれだけ気持ちも明るくなりますし、筋トレをするとドーパミンが放出され、やる気を高めてくれると言います。社会を変えていくことや自分の夢に、エネルギーを注げるようになるかもしれません。(余談ですが、健康であり続けると、家を買う時に必ず必要になる団信などの審査にも通りやすくなるというよい効果もあります)

LGBTs当事者であることで生じる苦しさは本当にたくさんありますが、そこに囚われすぎて自分を苦しめてしまわず、時には「ひとりの人間である自分」の幸せや成長のためにはどうしたらいいか、どんなことができるか、「今、ここ」に目を向けて考えてみてください♪



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