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事例記事④マンションの購入を「節目」と考え、両親に初めてカミングアウトされたお二人

家を購入するときに、購入する物件の選定基準は? 頭金はどうするのか? 住宅ローンはペアローンにするのか、一人で組むのか? など頭を悩ませることは多いものです。

今日は、プリンセススクゥエアーと一つずつ一緒に考えながら、自分たちらしい住まいを見つけられたゲイカップルのみのるさんとゆうとさんの事例をご紹介します。

物件購入を期にご家族にカミングアウトをされたりと、本当に大きな節目をご経験されたお二人の経験談、是非ご一読ください。

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長年の同棲の末、物件購入の選択肢を考えるように

──おふたりのお付き合いのきっかけと、交際期間を教えてもらえますか?

みのるさん :大学4年生のときにアプリで出会って、交際は7年目になります。

ゆうとさん:付き合って1年で同棲を始めたので、もう5年以上一緒に住んでいますね。

──20代前半から同棲されているのですね。今回マンションを購入しようと思われたきっかけは?

みのるさん:もともと賃貸で引越しを考えていて、いろいろな不動産屋に行ったりネットで調べたりしたのですが、男性同士で物件を借りることが難しかったのです。いいなと思う物件があっても、男性2名での入居は敬遠されてしまい…。

手続き可能なお部屋もいくつかあったのですが、家賃が高かったり、築年数が経っていて室内も古いなど、なかなか理想の住処は見つかりませんでした。

そのうち「もしかしたら、購入という選択肢もあるのかな」と思うように。電車内の不動産広告を見ると「月々12万円~」等表記されていて、物件購入が視野に入っていきました。

ゆうとさん:以前住んでいた賃貸物件を探したときは、1件目の不動産屋でスムーズに見つかったので、男性ペアの部屋探しはこんなにハードルが高いとは思ってもみませんでした。
ルームシェアとお伝えしても、男性2名だと「お部屋が荒く使われてしまうのではないか」、「実際はオフィスとして使用されるのでは」と物件オーナーさんは心配になるみたいです。
だから購入を検討することにして、ネットで検索する中でプリンセススクゥエアーさんのサイトを見つけました。悩むより、まずお話を聞いてみたいと思いました。

──マンション購入をきっかけに、ご両親にカミングアウトされましたか?

みのるさん :僕は最初20歳のときに仲がいい友人に話し、そこから友達にはオープンにしてきました。
でも、両親にはずっと言えなくて…。今回のマンション購入は「節目」になるなと思い、話しました。まずは「そうだったんだ」と驚いていたけど、「あなたの人生だから」と受け入れてくれました。応援してくれたのがとても嬉しいです。

ゆうとさん :僕の場合は、特に正式なカミングアウトはしていないのですが、親や身内は雰囲気から分かっている状態です。今回のマンション購入についても、「自分で管理できるのだったら」と信頼してくれています。

みのるさん :カミングアウトに加えて、ふたりでマンションを購入するという計画もあって、マンションは「まだ若い」と反対されるかな…と思っていたのですが、反応は意外に逆。「若いうちに不動産所有を考えておいた方がいいよ」と理解してくれました。

また、僕が一人で住宅ローンを組んだことも話しました。 本来であれば、自分に万一のことがあれば、この物件は自分の親族の手に渡ります。両親はそこも、「自分たちはいいから、彼に物件が残るように」と言ってくれました。

今はまだ公的な書面を交わしたりなどしていませんが、準備をしておこうと思っています。
今回は本当に、両親が自分たちを認めてくれていると感じ、とてもありがたく思います。


エリアを重視した物件探しと、ローンのこと

──ご両親様と前向きにお話し合いができて本当によかったですね!物件探しで、こだわりや優先順位をあらためてお聞かせください。

みのるさん :僕はエリアが最優先でした。前の住まいと同じエリアで、通勤時間をできるだけかけず、電車の路線も同じがいいと思っていました。第2は広さで、個人の部屋は狭くてもいいけど「キッチンやリビングはなるべく広いところ」という希望がありました。

ゆうとさん:僕もエリアが第一で、その次が内装のきれいさ。建物が古くてもいいので、内装は新しいところで暮らしたいと思っていました。希望の地域は賃貸の場合は、家賃が高め。そして、戸建てが多いので購入物件を探すことが難しい場所なのだと、プリンセススクゥエアーさんから教えてもらいました。そんな状況のなかご紹介していただいた物件のなかで、立地も内装も理想的だったこの部屋に巡り会えて、すごく満足しています!

──住宅ローンを組んでスムーズなご購入でしたね。当社としても嬉しかったです。

みのるさん :ありがとうございます。ゆうとは転職して1年未満なので、ペアローンは難しくて、僕一人で住宅ローンを組みました。
ただ、支払いはふたりで協力しています。

ゆうとさん :僕の貯金から頭金や諸費用を出して、それは彼がゆっくり返してくれるということになっています(笑)

親身になってくれたプリンセススクゥエアーの担当者

──当社では女性2名で物件探しから購入まで担当させてもらいましたが、どんな印象でしたか?遠慮なく聞かせてください。

みのるさん :最初にご相談したときから親身に話を聞いてくださり、常に僕達の立場に立って考えてくださって、すごく感謝しています。
特に、住宅ローンが通らないかもしれないという局面になった際に「いったん見送ることも考えてもいいかもしれないですね」と、こちらの気持ちになってくれたのが印象に残っています。
資金調達について厳しい口調で言われることはなかったですし、売上主義ではなく、あくまでお客さんを主体に考える会社なのだなと感じました。

ゆうとさん:プリンセスの担当さんが最初に持ってこられた手作りの大きな地図を見て、不動産のプロ魂を感じました(笑)。
最後まで気を遣うことなく楽しくお話ができて、悩んでいるときも的確なアドバイスをもらえました。とても進めやすかったです。

──そう言っていただけると励みになります。ありがとうございます。最後に、今の物件に住まれてまだ3ヶ月ですが、住み心地はいかがですか?また、お気持ちの変化などもありましたらぜひ。

みのるさん :希望のエリアで、設備の良さも気に入っています!白を基調とした部屋で、トイレには温水洗浄便座、お風呂には浴室乾燥機もあります。これまでの家は“昭和のアパート”という感じだったので、一気に現代にきた感じです(笑)

ゆうとさん:前の家と同じ家具を置いても、全然印象が違うんですよ。「あれ、同じ家具だっけ!?」と思うくらい映える。内装が新しくてダウンライトだから、映えるのかもしれないです。

みのるさん :購入してからは、責任感が芽生えました。住宅ローンを返し終わるまで長い期間があるので、ちゃんと家を掃除してきれいに保っていこうと。また、健康で過ごさなければと思うようになりました(笑)。ふたりで一緒に歩んでいくという絆も強くなりました。

ゆうとさん :僕も、健康に気をつけなければ…!と、朝ご飯をきちんと食べるようになったり、掃除をするようになったり、意識のレベルが上がりました。お互いに責任を持ち、支え合って暮らしていきたいと思います。

──みのるさん、ゆうとさん、ありがとうございました!これからも素敵なお部屋で楽しい毎日を送ってください。

※この記事は、ご本人からの了承を得て実際にプリンセススクゥエアー担当者がインタビューをもとに作成したものです。

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いかがでしたでしょうか?

手前味噌ながら、弊社プリンセススクゥエアーでは、お客様に寄り添った接客や、誰よりもそのエリアのことを知り、より良い提案ができることを強みにしています。

不安なことや、条件の優先順位がつけにくくて悩むことなどもあるかと思いますが、ぜひ一度ご相談ください!

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