＜働き方の話　やめてケーレ　ゲバゲバ＞

＜働き方の話　001＞
従業員辞めちゃうのが悩みだった時期が長かった。
面接時「なるべく長く勤めてほしい」とお願いしていた”にもかかわらず”
新卒採用の社員はほぼ3年でやめていた。
引き止めようと必死に説得してた時期もあったけど、今は一切しない。
どれだけお願いしたところで、理由聞いて改善策提案しても、辞めるもんは辞める。　
どうしようもない。
結局、労働条件・職場環境が悪かった。
給料低い　有給なし　休み少ない　人間関係、、、
毎年毎年、少しずつ改善していった。
ある時辞める社員が極端に減った。
基準はよくわからんけど一定のラインまで上げられたんではないかと。
それ以前の従業員さんには申し訳ないと思うけどその実力がなかったんだから仕方がない。

そして、人が安定してくるとやれることが増えてくる。
雪は降っても降ってもなかなか積もらないが、いったん積もり始めるとずんずん積もる。
知識や経験もそうで、最初はなかなか蓄積が見えて来ないけど
長くそれをやり続けると堆積して成果となってくる。
なので、離職率が低いのはとても大切なことだと考えている。
ちなみにここ２年では誰もやめてない。
（試用期間中に自ら向いてないって辞めた人はいる）

結局人が育つための条件を整えていかないと
貧しい土壌、環境で育つことを期待するのは難しい。
力で押さえつけて無理やり育てても意味ない。
どんなに仕事として魅力があってもやっぱりダメだと思う。

実際に従業員さんたちがどう思ってるか、考えてるかは私にはわかりません。
独りよがりの可能性も十分にある。
こういうことは聞かない方が精神衛生上良い。
そこをあえて聞いてみるとか野暮（社長に言う訳ないやん）というか恐ろしい行為はしませんｗ