<ものづくりの話 〇〇つくり>
<ものづくりの話 023>
焼きたてって特別感ありますよね。その一瞬しかないから。
新鮮さは時間とともに劣化し、減価していく。
みそせんべいの焼きたてもお店でしか食べられないので人気があります。
これはこれで美味しいのでぜひ大垣にお越しください。
でも、本当はある程度時間が経って味が落ち着いて馴染んだ方が美味しい。
敬愛する巖邑堂の内田さんもどら焼きは1日経ってからの方が美味しいんだけどね〜って言ってるけど、やっぱみんな焼きたて大好き!
いや、こーいう話じゃねーなw
斬新って本当に価値があることなの?って問い。
斬新さは大切だと思うけど、もっともっと大事なのはその斬新なものが100年後に残っているか?ということだと思っています。
私はその次元で斬新さとか革新性について考えたいと思っている。
5年や10年で消えてしまうものは斬新でもなんでもなく、物珍しいだけやないかと。
斬新なものの価値ってどこにあるんかなと見極めるのは本当に難しいと思う次第であります。
ただ、現状としてどれだけ斬新なものを作ったとしても〇〇煎餅、〇〇羊羹、〇〇饅頭の域。
じゃなくって、本当は〇〇じゃなくて後ろ側の新しい煎餅みたいな何かを発明してこそ正真正銘の斬新ちゃうかなと。
私に残された時間はあとわずか。何かできるんだろうか?