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【あの頃のデュエマ】デュエプレ版クラシック05とは【過去環境とは違う?】

こんにちは!昔懐かしのデュエマが大好きなアラサー、にじいろタルトと申します。
本記事では初期のデュエマを愛する同志たちによって作られた独自のルール「デュエプレ版クラシック05」について紹介したいと思います。
大会の様子やデッキ例も掲載しますので、興味を持った方はぜひ最後まで読んでくださると幸いです。


使用カードについて

使用カードリストはラズ氏のnoteに記載されており、使用可能カードだけでなく制限カードにも触れられております。
デュエプレ版クラシック05|ラズ (note.com)

ラズ氏のnoteより(2024年5月現在)


本大会を初めて開催した&ルールを制定したラズ氏によると

基本的にデュエマクラシック05と同様に、
2002〜2005年まで
世に出たカードのみでの限定ルールになります。

TCG版の2005年最後のパックは、
DM-16「転生編 第3弾 魔導黙示録」です。
デュエプレでは、
DMPP-06「超獣の転生」に当たります。
よって、BASIC〜DMPP-06が中心となりますが、DMPP-07以降にも過去のカードが増えています。

デュエプレ版クラシック05

となっており、それ故に
①デュエプレの1-6弾に収録されているカードでも、紙での実装が2006年以降だと使用不可
②デュエプレで7弾以降に収録されているカードでも、紙での実装が2005年以内なら使用可能
という注意点がありますので、本記事で例を挙げながら説明します。

①デュエプレの1-6弾に収録されているカードでも、紙での実装が2006年以降だと使用不可

デュエプレはリリース時から環境調整のため、原作のカードを基本にしつつも当時のカードプールには無い、いわゆる未来から来たカードを実装していました。
デュエプレ版クラシック05ではこれらのカードをデッキに入れる事ができません。
例)

聖霊王の進化元、ドローソース、ブロッカーと役割が多いため、使用禁止に嘆くプレイヤーは多い
煩すぎてノイローゼ気味のボイスも本大会で聞く機会はゼロ。ダイヤモンド・ブリザードデッキは進化元の確保に苦戦か
闇の貴重な軽量小型呪文。コッコ・ルピアを除去する手段を1つ失うのは痛手

②デュエプレで7弾以降に収録されているカードでも、紙での実装が2005年以内なら使用可能

逆にデュエプレでの実装が大幅に遅れたカードでも、紙の方で2005年以内(転生編頃まで)にあったカードはデッキに入れる事ができます。
そのためデュエプレで新弾が実装されるたびに、ほんのわずかながらカードプールが広がるのも本ルールの特徴です。
例)

DMPP-17で収録された伝説の1枚。ただし上述の通り枚数制限がかかっている
DMPP-20に収録。ランクマの報酬にもなっていた
DMPP-09に収録。筆者のお気に入りの1枚

大会の様子

デュエプレ版クラシックの大会は2022年6月にラズ氏(@Luz_DMP)によって初めて開催され、その後はスケトウダrush氏(@Suketou0415)によって引き継がれ、不定期の開催ながら現在までに計9回も行われました。

初期では最低参加人数である8人が集まらなくて中止という事例もあったと聞きましたが、先日(2024年5月25日)行われた大会では過去最多の14名の方にご参加いただき、各々が持ち寄ったデッキで試合を楽しみました。
(直前にカチュアが下方修正されるというアクシデントに見舞われましたが)

大会数日前に知らされた悲劇

大会は基本Tonamelで開催され、デッキ提出制となっております。
またスイスドロー制なので負けても最後まで参加が可能となります(ただし試合によってデッキの変更はできません)。
なお大会主催者も大会に参加しますが、デッキ提出による公平性を守るために主催者だけは予めデッキリストを公開しております。

因みに筆者は昨年5月の大会で優勝経験があります。
若干自分語りで申し訳ないのですが、当時は私生活や勝太編のカードについていけない等の事情でデュエプレに対するモチベーションが完全に無くなっていました。
そんな中で初めて参加した本大会での試合経験や他の参加者との交流が、紛れもなくその後デュエプレに復帰する大きなキッカケのひとつとなりました。
(優勝といっても参加人数8人で3回勝っただけなのは内緒)

デッキ例一覧

ここで実際にどんなデッキが使われているかを、参考までにいくつか紹介いたします。
(リスト掲載に協力してくれた方々ありがとうございます!)

ボルメテウスコントロール

紙のデュエマクラシック05でも人気の高いボルメテウス・ホワイト・ドラゴンのデッキ。
切り札のボルメテウスはデュエプレでアークカードとして交換が可能(2024年5月現在)。

除去呪文やブロッカーで耐えた後ボルメテウスで全てを奪い去る

クイーン・メイデン

本ルールにおけるビートデッキの代表格。
紙のルールと違ってクイーンメイデンの進化条件が緩いので扱いやすい。
火水自然のシータタイプが主流だが、筆者は水闇自然のアナカラータイプを愛用している。

シータメイデン。タッチでホーリー・スパークを入れるのもあり
筆者お気に入りのアナカラーメイデン。ガジラビュートがたまに活躍する

速攻系

安価なのもあってか一定数の愛用者がいる。
火自然、火光あたりが主流か。

1弾でエグゼドライブがVRなのおかしいと思う

各種コントロール

豊富な妨害手段から無双竜機ボルバルザークや聖霊王アルファディオス等に繋げるロングゲームを得意とする。
人によってはランデスやLO勝ちも視野に入れている。
ピカリエが無いルールのためアルシアが大人気である。

ハンデスに重きを置いた自然抜き4cコン
イモータル・ブレードでエストールやジルワーカを回収する動きが強い5cコン

五王

漫画やアニメ、そして映画で活躍した五王も健在。
進化条件が紙とは違うので注意。

赤黒デス・フェニックス。同じく映画に登場したガルザークも採用されることが多い
光闇水のナーガ。除去コントロールデッキの一角として注目が高まっている
光自然水のペガサス。ペガサスのイラストはいつ見ても美しい

サバイバー

サバイバーが使えるのは単純な過去環境杯とは一線を画すルールの本大会ならでは(デュエプレでは9弾のエクストラパックで収録)。
採用色からして個性が出そうなデッキタイプである。

水抜き4cサバイバー。シグマ・トゥレイトのブレイク能力が強力
火抜き4cサバイバー。盤面を固めると強いサバイバーの魅力を引き出している

天門

過去のデュエプレ環境で強かった天門は、やはりデュエプレ版クラシック05でも強かった!
ただし当時と同じで資産面のハードルが高いデッキタイプでもある。

SR11枚の緑抜き天門。提供者曰くアルファディオスはアークカードで交換ができるとの事。

その他

他にも紹介しきれなかったデッキタイプがあるが、ここでは闇単色デッキとウェーブストライカーデッキを取り上げる。

闇単色デッキ。デュエプレではインビンシブル呪文が単色デッキなら7マナになる仕様
光闇自然のウェーブストライカー。ジャギラが1枚制限なのに注意

終わりに

デュエプレ版クラシック05について長々と書き連ねましたがいかがでしたでしょうか。
原案であるデュエマクラシック05を気軽に楽しみたい方、デュエプレを途中で離れてしまった方、現在ランクマや公認大会でバリバリ活躍されている方…
様々な形でデュエマやデュエプレを楽しんでいるまたは楽しんでいた方達に、本記事を通して「こういう遊び方もあるよ」と少しでも魅力が伝われば幸いです。
(推奨ハッシュタグ#プレ05)

上述の通り不定期ですが大会の開催もありますので、その際は使用カードをご確認のうえ、是非お気に入りのデッキを持ち寄ってご参加ください!
また本記事の作成にあたってご協力いただいたラズさん、スケトウダrushさんを始めとする方々に、最後になりますが改めて感謝の意を申し上げ、これにて締めさせていただきます。

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