父の熱い”O.K”マーク

昨日”父親ピアス”でも記しましたが

父は無口な人です

しかし口を開けば意味のある重い言葉を発します

・・・いや、口を開けばある意味重い言葉を発します

そんな父の言葉をいくつか今も思い出します

ある夕方の事、私が外遊びから帰宅した時

家には父のみいました

「ただいま」

私はやや緊張 父は私を常に緊張させます

台所で何か日曜大工的な事をしています

よく解らないけど 取り敢えず通過 

「あちっ!ちっ!ちっ!ちっ!ちっ!ちっ!ちっ!」

通過できません

「ど うしたの?」

父を見ると左手の指が”O.K”の状態で固定され、何かを熱がっています

机の上にはアロンアルファがこぼれ出ていました

どうやら指同士が接着され 硬化時にアロンアルファが

熱くなって「あちっ!ちっ!ちっ」となった模様

「・・・どうしたら良いの?」恐る恐る私が尋ねると

「!!!男は黙ってやるっ!!!」

何を?でしょう?出ましたある意味重い発言

だいぶ大きい声出しましたでしょう?

自業自得なのに説教じみた言葉 だけれども

そもそも大した事でもないのに大ピンチ風

直後、お湯を指にかけて”O.K”解除し O.Kになってました

勝手にやってくれ








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?