医師による診断と柔道整復師が記載した傷病名の差が起きた場合を考える
今回は、医師診断より部位数が多くなってしまったことから、保険会社から水増しを疑われ初めてトラブルになり始めたけどどうしたら?という質問からです。
HPの方での更新で・・・いやぁ、サボりじゃ無いのですが久々にワードプレスを開けてみれば、いつの間にかバージョンは6以上になっているわ、使っているテーマは伴って更新しているわ、PHPのバージョンも変わるのでレンタルサーバーの設定も変えなきゃならんわ・・・
熟知とは言い難く、恐る恐る試しながらHP管理をしているもので、時間が取られてしまい更新遅くなりました。
なので、今回は今月からいきなり始まります
『医療従事者のための交通事故勉強会オンライン』
の発表にふさわしいようなレベルの内容でお伝えします。
ちなみに、HPの方ですがオンラインセミナーの告知が始まっています。
これまで、悪用を懸念しなくてはならない事ばかりでしたオンラインセミナー。
ただ、結局はコロナ禍になって「交通事故を語る方々」は一気に減ったようです。
私は相変わらず変わりません。
何故かというと、一時の儲け話で扱っているような話をしているつもりは無いからです。
交通事故・・・いろんな安全装置が向上していますけど、すぐに無くなっています?交通事故。
減るからもう扱うな?
いや、目の前に患者さん来たら「最近は少なくなって儲からないから、あまりよく分からないので、他行って下さい」って言えますか?
私は無理。
なおかつ適当に扱って、患者さんにとっておかしなことになって、逆に賠償潰した・・・なんて絶対に避けたいですよね。
私が見てきた10年で、なんも変わっていないのです、知識文化が。
分からない・・・やもすると「保険会社が悪い」といいますが、その前に知識が無いから翻弄されているケースも多いですよ。
逆に、きちんとやれて書類の書き方分かって、環境良くなった既受講者の先生もおられますので・・・なので
「治療家業界の交通事故対応式の文化をアップデートする」
という目的のまま進みます。
そして、オンラインもシステム向上したし、懸念を払拭出来るようなことも分かってきました(飲み会じゃ無いと言えない事も、それなりにある(笑)
なのでオンラインで、従前の「ファースト」「ベーシック」を再編集し、3分割して夜のお仕事後に受講できて、なおかつ大事な「書類関係」を別枠にしてしっかり基礎をやる・・・
4部構成の
『医療従事者のための交通事故勉強会オンライン:基礎』
をやります。
今回は、勉強会の内容的な表題で考えましょう。
キッカケはこういう質問を受けました・・・
医接連携はなんとか出来ています。一応Dr.も弊院の施術をOKしてくれています。ただ、医師の診断名と私の方での傷病名が若干違うというか・・・実際にはこっちの方が多くなってしまいました。
・・・で、保険会社にも指摘されたのですけどどうでしょう?同業の先輩に聞いたら
「増えてしまった分は保険会社に根拠を持って説明すれば良い。検査もして治療根拠固め、難しく考えず淡々と説明して保険会社の方に納得して貰えばいいのだ・・・」
と・・・。だけどそれをしても、納得して貰えなくて、コッチが完全に部位水増ししてるんじゃないかと疑われも始まったのです。どうしたらいいですか?
と言うことでした。
まぁ、よくあるというか、勉強会でも上がる質問です。
正直な所、この先輩のいうアドバイスは、もっともな事です。間違った事は言っていません。
しかし残念ながら、大事な事が抜けています。
認めない体制になった保険会社の考え方を理解していないで、コチラが説明したとしても壁が出来ている状況で言っても通じるわけがないのです。
この保険会社担当の、頭の中・・・皆さんは想像したことありますか?
私がこの点が強いのは、いくらこの状況が「柔整師の言っていることが間違っていない」としても、それが届かないのにそれだけ主張しても弾かれて終わるのが分かっているから。
まるで、真っ正面にいる保険会社担当の前に、進撃の巨人のような壁が立ちはだかり、向こうに石を投げたくとも届かない。そんな状況で頑張って投げろ!的なアドバイスは・・・と、思うのです。
さてさて・・・この場合は3段階に分けて考えて行動しましょう。
私は、こういう所の文化をアップデートしたいのですよね・・・
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