保険会社担当だって人の子:相手を考えて物事進める事を考える
SNS界隈を見ていると、時々保険会社の損害サービスのかたの発信とか見ることあります。
つぶやく内容は、多岐にわたり
・損保に請求する一般人
・医療関係者(柔道整復師含む)
・社内関係者
に関して投稿されています。
私が、交通事故関係において発信したキッカケですが、医療従事者があまりにも保険にまつわるルールよりも「自分自身の思い込み」の方が正しい・・・ばりの主張が多く
「これでは、払いたくても払えないよね?」
というのが散見されたことが最大です。
ただ、そのことを否定・揶揄しても仕方有りません。
知らないから故に、理解・想像できないことも多々あります。
例えば、大自然の中で人間の有史の初期のような生活をしている、極々狭小なエリアの部族の方などが、日本にあるウオシュレットなんか想像できない・・・
これは揶揄しているのではなく、環境的に知らないでいる事は、そこから以上の情報を得るには他から入れなくてはいけないことの例えです。
問題は「知らない」ということを理解した後で「知らないまま」なのか?「知ろうとする」のでは大違いという事です。
保険会社の職員も人間です。
少し、彼らの実情を知れば見えてくる物もありませんかね?
私、保険代理店という立場上、損保の営業も損害も両方話す事あるので、SNSの投稿の真意や実態はよく分かるのです。
その上で、考えて見ましょう。
①厳しいノルマ 出世するしないで老後も定年後も変わる?
②彼らが恐れる相手は?「怒鳴り込み」?「ヤ○ザ」?「弁護士」?・・・いやいやいや・・・
③人手不足もあって、無尽蔵に湧いてくる案件・・・解消するAIはどこまで使える?
④彼らの最大のダメージは?(板挟み)
の4本です。
①厳しいノルマ 出世するしないで老後も定年後も変わる?
勉強会でも、自賠責保険の支払いは「自賠責損害調査事務所」が裏番長として君臨している事はお伝えしています。
この調査事務所の職員の多くは、損保OBで構成されているので、表向きは「専門的経験を保有している」ですが、裏向きで穿った見方をすればなるべく支払いを厳しくするためにどっちの方を向いて仕事する人材か?否か?
基本的には、保険会社は役人・役所と似通った所はあるので、一定以上の役職に就いた人間しか、再雇用の形で調査事務所に行くことは出来ません。
ちなみに、保険会社で役員になるには営業実績が必要とされ・・・先日聞いた話では、損害サービス畑の人間は出来ないと・・・。
だろうなぁ・・・もろに半沢直樹の世界ですから、以下に利益を上げる実績をもたらした人間じゃ無いと、一定以上は昇進できないのはよく分かります。
なので、損サ畑と言いますが、そっちの人間にとっての再就職先の格好な場所は、調査事務所になる。
そしてそう言う方が、自賠責保険の請求が上がってきたら・・・「なるべく出るように審査しよう」なんて思いもしませんわな。
調査事務所で、わけ分かんない査定していて、無駄は出勤を出していたら・・・すぐに首は切られます。
なんせ、次の人間はドンドン湧いてくるから。
それが嫌なら・・・適切な査定とした方向性で目を向けますね。
これが、裏で行われていること。
ちなみに、交通事故のセミナーとやらでこの調査事務所の事を話していないのって・・・大概は
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