子供連れで飛行機搭乗する親御さんへ

子供が泣いても、逃げられない飛行機。 

いつぞや、某漫画家が泣く赤ん坊にヒステリックに反応し、機内で大暴れした事もありますが・・・(笑)

そうでなくても、それなりに気を使う機内。
 ウチが心がけている、小さな対策をば・・・ まず基本ですが、搭乗時間は可能な限り子供のサイクルに合わせます。
特に「睡眠」に合わせる。 昼寝に被りそうなら、乗るまで寝かさない・・・寝そうな時間に合わせて搭乗を検討する。

先だって、我が家は「カナダ:バンクーバー」まで、片道9~10時間の搭乗を、3歳半と7ヶ月半の子を連れてしました。
お気に入りのオモチャや、お菓子なんかは普通ですよね。

ですがここではあえて他の視点も。
 泣き止まない赤子、これの場合は環境変化が大きいかと思います。
しかしながら、何故か無く、あやしても効果無い・・・もしかしたら「気圧変動による耳の痛さ」かも知れません。 

 意識できる大人や小学生以上なら・つばを飲む・飲み物を取る・「耳抜き」をするといった対策をとれます。
しかしながら、赤子から幼児の場合は、やらせたくても出来ません。
ですので、当たり前といえば当たり前の方法かも知れませんが・・・ 離陸時に飲み物を与える、特に顎を使う飲み物。 


 飛行機は駐機場から、そのまま離陸しません。
必ず「タキシング」という地上走行をします。
その後、滑走路に入りますが、いきなり有無を言わせず飛び立つわけでは無い。
 「4チャイム」という、4回ポーン・ポーンと1分前にチャイムが鳴り、CAさんがシートベルトの再確認を促します。
 そこから離陸ですが、まだ1分あるわけなのでこの時点では構えるだけ。
 そして、加速を始めてから140から170ノット、つまり時速300キロを目指して加速して「VR」と設定された速度で操縦桿を引き、機首をあげて上昇します。

 ここ、ここです。

機首が上に向いた時で、時速300キロ以上でも、別に重力で潰される訳では無いです。
ここで・こぼれず・顎を使うというもので咀嚼をすることで、耳抜きと同じ効果を出させます。
 要は、離陸加速して「あ、飛んだ」としたときに「ハイ!お待たせ」と、与えるという対策をする。 

 この時は
 ・オッパイ
・ほ乳瓶のミルク <幼児>
・吸うタイプの飲み物
・グミ
 をオススメします。
 実際、うちでも「ミルク」「グミ」作戦を行っておりますが、毎回成功します。

 グミ・・・お菓子に抵抗ある家庭もあり、うちでもあまりお菓子は与えないですが・・・ま、逃げられない飛行機を特別日にして
「今日は特別。静かにしてようね・・・」
という躾も、ありかも知れません。

 それと、機体ですが・・・ボーイング787はオススメです。
この機体は強度があがっており、かつ 腐食しづらいとのことで、通常の機体よりも機内湿度も高く与圧(上空は低いので、コンプレッサーで機内をなるべく地上に近い気圧にする)が、富士山で言うと7合目から5合目ぐらいまで改善されているので、小さな身体への負担も少ないと言えます。 

 路線で採用できるなら、787での旅も良いかもしれません。
実際にも、成田ーバンクーバ線は787でよかったと思ってます。

 参考になれば 最後に・・・ウチの場合は、離陸前に周りに対して「騒がしかったらスミマセン」と断りまくってました。 
 それだけで「いいよいいよ、大丈夫」とコミュニケーション取れたりします。

 子育て世代の責任は、「出来る限るの事をする」ことだと考えます。 これで円滑に旅が出来るなら、惜しみなく採用できるし、楽しい思い出になるでしょう

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