新型コロナ罹患に対する生命保険会社の対応と、団体信用生命が絡む住宅ローンなどの話

マガジンは、医療従事者向けの保険の話も含むことになっていますので、今回は生命保険の話。

新コロナの影響が、保険業界にも及んでいます。
まだ全社同一扱いではありませんが、私が扱う保険会社からも、内部通達が出ました。
その内容ですが・・・いや、今の時点では保険会社もそう言う扱いするよね・・・といった感じです。

いやぁ・・・SARSのの時より厳しい印象ですね。
というのも、私が保険屋さんになって2年目くらいだった気がするんですよね。
あの時は、押さえ込みに成功していたので、関連する社内通達は「SARSでの死亡時においては、災害死亡として扱う」というものでした。

つまり、死亡保障って基本的に「疾病による死亡」になっています。
そこに、災害死亡保障なんてつけると「不慮の事故」とした場合となって、特約で安く保障追加出来るのです。

なので死亡保障が1000万円で、災害死亡保障特約が付帯されていれば、不慮の事故(交通事故など)での死亡の場合は2000万円が支払われます。

SARSの通達なんて、それぐらいしか記憶無いんですよね・・・
それが新コロナの場合においては
『罹患後に回復しても全商品引き受け不可』の通達が出たんです・・・
これはある意味脅威です・・・

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