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金鯱賞 予想

みなさま、お疲れ様です。簡単に金鯱賞予想していきます。

お時間のある方はお読みください。知識としても役立つよう書いていきます。


中京2000コース

まずは中京2000メートルコースの解説。

ポイントは

①スタートから1コーナーまでが400メートル弱のため、内枠有利とはなりづらい。

②3~4コーナーが下り坂になっているため、残り600メートルあたりからペースが上がりやすい。

③直線が412メートルと長く、途中に高低差2メートルの急坂があるため、パワーのない馬は失速しやすい。


②と③は高松宮記念の予想時にも役に立つかもしれないです。


過去10年の結果

過去10年成績

距離は10年間変更がないが、春開催になったのは2017年以降のため、2017年以降を分析していきます。

注目は、4年間の勝ち馬は1番人気か2番人気なのに対し、2着、3着は結構人気薄が来るというところ。


ここから、2017年から2020年の4年間をもう少し詳しく見ていきます。

2020結果

まず、2020年。通過タイムをみると、前半の1000メートルが1.03.6に対し、後半が58.0ということで、レースの前半はゆっくり、半分過ぎてからペースが上がるという展開です。

こういう展開になると、直線入り口でどの馬も余力十分で、そこから全馬が一斉にスパートします。すると、直線入り口で前にいた馬がそのまま上位でゴールに流れ込むパターンが多くなります。

上の図の「上3F」というのが、あがり3ハロン=レースのラスト600メートルのタイムを表していますが、1着になったサートゥルナーリアは断然の1番人気で、あがり3ハロンのタイムもすべての馬のなかで1番速いです。しかもこの速さを5番手から繰り出しています。

つまり、サートゥルナーリアより直線入り口で後ろにいた馬は、この馬を抜かそうとする場合、少なくともあがり3ハロンを33秒2よりも速いタイムで走らないと抜かせません。

しかし、馬も生き物なので、あがり3ハロンを30秒とかで走れる馬はいません。めちゃんこ速くて32秒6ぐらいです。

つまり、この2020年の金鯱賞でサートゥルナーリアに勝とうと思ったら、この馬より前に行って粘りこむか、ちょっと後ろにいてサートゥルナーリアよりちょっと速くラスト600メートルを走るしかないということになります。0.5秒以上後ろを走っている馬(=だいたい5馬身後ろくらい)の馬は勝ち目なしです。


さらに過去のデータを見ると

2019結果

2018結果

2017結果

だいたい前半が遅くて、後半が速い!!

そして、逃げ馬不在の今年も、同じような傾向になる確率が高いと思われます。

ねらい目は、あんまり人気がないのに、前のほうのポジションでレースを進められそうで、ここ最近のレース成績のあがり3ハロンのタイムが安定して速い馬!


もう一つのポイントは「通過順位」欄  ※①①①①とか書いてるところ

左から、1コーナー、2コーナー、3コーナー、4コーナーの通過順位です。1番右の数字が①なら、直線入り口で先頭にいるという意味です。

4年のうち3回も①①①①の馬=逃げ馬が3着以内にきています。しかも、あんまり人気がない。これも押さえておきたいデータです。


ここまでが、木曜日までにまとめたデータです。


出走表

枠順が出ました。今回、積極策のコメントを出していたのが⑥ジナンボー

逃げて好成績をのこしている⑦キセキもいますが、ゲートをしっかり出るかわからないのと、Mデムーロ騎手もあんまり逃げるイメージがないので、ここは素直に⑥が逃げる展開になると予想します。

⑥ジナンボーが逃げる展開になると、おそらく競りかけるような馬がいないので、例年通りのスローペースになると思います。そうすると、直線入り口で前目の位置にいて、なおかつ速い上がりを使う馬が有利になると考えます。

それでは注目馬について

①デアリングタクト 昨年の牝馬三冠馬。アーモンドアイの引退レースとなったジャパンカップでも、アーモンドアイ、そして同じく昨年の牡馬三冠馬コントレイルにつづく3着。現役馬でもトップクラスの実力といえる。正直この金鯱賞のメンバーでは格が違いすぎると思います。レースの位置取りが毎回やや後方なので、3~4コーナーで先頭集団付近までポジションを上げていれば普通に勝てると思います。少し不安なのは、このあとに香港遠征を控えており、状態面が仕上がってはいないところ。おそらく八分仕上げ。

②サンレイポケット 左回り強そう。

③ブラヴァス 強そう。休み明けの成績がとても良いのが魅力。

④グローリーヴェイズ 強そう。GⅠでも好走している実績馬。

⑥ジナンボー 超良血(両親ともに3冠馬)

ポタジェ 今まで5勝2着3回 連対率100%という抜群の安定感。しかし、今回は今までのレースより対戦相手のレベルが120くらい上がってしまっています。また、ここ3戦でコンビを組んでいた川田騎手がグローリーヴェイズに騎乗することからも、明らかに実績面では格下。走ってみてどうかというところ。



3月13日 中京競馬場の馬場ぐちゃぐちゃになりすぎ

馬券は14日の馬体重発表後に買うことにします。


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