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英語学習の道は長く辛いけど、もしかしたら思っているより進んでいるかもしれない


初めまして。新卒カードをドブに捨て、ワーキングホリデーでカナダのトロントに滞在している者です。

大学生の頃から何となくNETFLIXでドラマを見たりTEDを文字起こししてみたりはしていたものの、真剣に資格の勉強に打ち込んだのは高校生の時に大学受験を有利にするために受けた英検二級を取ったのが最後でした。
一年と少しの滞在でどのくらい英語力が伸びるのか気になったので、出国ギリギリに受けたTOEICのスコアは550でした。なんとも微妙なスコアです。
語学学校に通ってみたり、Meet upというアプリを使ってランゲージエクスチェンジなる交流イベントに出たり、働く中で英語力が衰えることはないと信じたいですが現在なにのテストも受けていないのでわかりません。
帰国した際はまた受けてみようと思います。

そして実際に住んでみて分かったこともいくつかあります。
まず、意外と何とかなること。最初は(今もですが)なまりのある英語の聞き取りに苦戦したり、馴染みのないチップ等のシステムで失敗したりしましたが慣れてしまえばどうってことありませんでした。

また、一言でも英語を話せばネイティブではないことも話すのが下手くそなことも分かってもらえるので優しくしてくれることも多いです。

日本人に限らず英語を話せない人もたくさんいますし、英語が話せなくてもできる仕事がそれなりにあります。
もちろん稼げる職種に就くには英語はもちろん専門技術や職務経験も求められますが、レストランの仕事でもワーキングホリデー期間中に生活してたまに旅行に行くことが目的であれば十分賄えるくらい貰えました。運よくサーバーポジションで働けたのでチップをもらえるのも大きかったです。

外国人なのに仕事を見つけて、英語だけの環境で何とかやっています。接客中お客さんとスモールトークも出来るようになりました。

意思疎通が出来て、簡単なディズニー映画を8割くらいは話を追って楽しめる程度の英語力でも思っているより悪くないのではないかと思うようになりました。もちろん自分の人生を考えると資格習得などなにかしらの就職活動において武器となるものを身につけねばと思うので、勉強はしているのですが自分を褒めてあげてもいいかなと感じたのです。

日本人だからなのか、完璧主義者だからなのか、どうしても格段に凄い人と自分を比べてしまいがちです。ワーキングホリデーでも、留学生でも、実際にカナダまで来ている人たちは向上心と行動力があって元々優秀な人たちが多いように感じます。優秀というか、特別なものを持っている人と言いましょうか。
そもそものスタート地点が、例えば中学校を卒業してすぐに働いてきた人と田舎の私立大学に通っていた人と東京大学に通っていた人とでは全くと言っていいほど違うでしょう。前提が違うのに自分はダメだと落ち込む日もありました。他の人に対して何かができてないからダメな奴だなんて思わないのに、自分に目を向けた途端に基準が歪むのです。日本の社会で生きていたらまず会わない人と日本出身という大きなくくりで一緒だからと話す機会がありました。大谷翔平選手やquiz knockのメンバーと自分を比べようなんて思わないのに会ったことがあるだけで比較してしまったのです。今思えばバカバカしいですね。

世界は広くて、たくさんの人がそれぞれの人生を生きていて、なにを頑張って生きるかは人それぞれ。

これから先、極めようと思うともっと時間をかけて努力しなければいけないと思います。私より遥かに賢い人がまだまだ未熟と言っているのを何度も目にしました。沢山ある選択肢の中で英語を選んでしまったからにはもっと力を付けなければやっていないのは承知の上で、褒められることはしばらくないだろうけど、私だけはやっていることを認めてまたコツコツと積み上げていくしかないのです。

もっと頑張れば結果に現れると信じています。やればできる子なんだと自認することは調子に乗っていると言えるかもしれません。うまく調子の波でサーフィンしてハッピーに生きるのが目標なのでそう見えていて欲しいです。

今度の秋日本に帰るまでにまた成長しているようにまた日常生活を営みます。

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