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サークル活動が長く続く要因

私にとって、オーケストラ以外のもう一つの音楽活動である打楽器アンサンブルグループの活動が始動した。前回の演奏会は3月の中旬で、緊急事態宣言が出る少し前だった。当時は、全国規模のイベントは自粛という感じだったと思う。

我グループの演奏会はもちろん全国規模でないし、来場者はせいぜい200人。会場はキャパは600人近くだから距離の確保も可能。検討の末、お客さまを迎えずに実施した。無観客開催というもの。延期にはしなかった。

今日、来年の3月に予定している演奏会に向けた活動が動き始めた。今の時点ではお客さまを迎えて行うつもりで。

このグループは私が学生の時に発足したもの。オーケストラの仲間に誘われ、参加すると即答した。当時はオーケストラをやめたいと不貞腐れていたのに、迷いなくヤルと思ったのが不思議でならない。

当初は1回演奏会をして終わりという雰囲気だったが、予想に反して長く続いている。固定的に参加を継続する人もいるが、学生が常に入れ替わり新陳代謝をしていることが、長く続く要因と思う。それと、去る者は追わず、来るものは拒まず、出入り自由な懐の深いグループであること。私自身、思い入れの強いときもあったし、もう去ろうかなと思った時もあったけれど、良い意味での緩さをもつグループだから続けてこられたのだろう。

そう、その回のメンバーはその回だけのメンバーだから、演奏会の延期は考えられなかったのだ。


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