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自分らしさを見失わないために『心にゆとりを持つ』ってどんなこと?

イギリスに住んだ経験から、植物のある暮らしが私の一部になっているんですけど、なんでかなぁ...と、少し自分で腑に落ちたことを記してみました。

東京に住んでた頃の住まいは、学生時代からのワンルーム。ベランダもなくて植物を育てるって頭の片隅にもありませんでした。だから鉢植えを買ってきても枯らしてしまうのがオチ。植物に愛情をかけるっていう考え自体なかったのかも...しれません。

そんな暮らしぶりの中、友人が住んでいたロンドンへ。

ロンドンの街の緑の多さ、ゆったりとした時間の流れ、それらに魅了されてイギリスへ行く!!と決めるとみんなが驚くほど行動的でササっと退職願を出してました(笑

東京での暮らしが嫌になった訳じゃない。その頃の私は、自分らしさから遠のき、自分のペースで生きるってことを見失ってしまっていたのだと思います。

社会に出ると学生時代のようにはいかない。今思えば、青臭すぎる!修行が足りん!って思われていたと思いますが、その時、決断してイギリスへ行ったおかげで、今まで見たことのない環境、いろんな人たちに恵まれ、心を病まずに今の健康な私がいるんだなぁと感じています。

植物との向き合い方が変わったのは、イギリスでたくさん目にした緑溢れる街並みや日常生活に欠かせないお花たち。最も影響を受けたのは、最後に住んでいた庭付きの部屋。この部屋、芝生を刈るっていうのがオプションで付いて。

ちょっとサボるとボーボーになっちゃう...

そんなことからガーデニングを必然的にしなくちゃいけなかったんですけど、これが案外面白くて。スッキリしたお庭を眺めると達成感も味わえて何より自分が楽しんでたなぁと。大自然ではなくても、ちょっとした日常でも自然から教わることは多いのでしょうね。

日本に帰ってからは、まだガーデニングって言葉が出始めたころだったけれど、書店に行ってはガーデニングの書籍を買い漁り、母と一緒にいろんなお店に苗を買いに行って育てることをスタートさせました。生前の母と親子で楽しめた1番の思い出です。庭いじり好きは、母からのDNAをちゃんと引き継いだみたいです。天国の母よ、ありがとう♡

今では、植物を枯らすことは皆無ぐらいなくて、お花を咲かせるのが得意になってるみたいで、人生の先輩方に、よく褒めてもらえるので、私の特技ということにしています(笑

でも、得意になったのは、なんでかなぁと不思議で。ただ、植物とちゃんと向き合ってるからかも?って自分なりに答えが出てきました。

知識が豊富にあるわけでもない私がしてることっていったら、時々話しかけるように植物の様子を伺うことぐらいです。葉っぱがちょっと元気ない?あぁ水分補給が必要だったのねっていう具合。

これって心にゆとりがないと出来ないな。って気づいたんだですけど、結婚してから今まで自分自身にはちゃんと向き合ってたかな?

いつも後回しにしてたなぁ...と、今更ながら、また自分らしさを無くしていたことにやっと気づきました。気づくと気分がとっても楽になって、新しいこと始めたい!と風のエレメント持ちの私のハートが言い始めちょっとわくわくしてきました^^

『 心にゆとり 』

これって大切なことだなって事を忘れずに...わたしらしく。

と気づけた獅子座新月のひとりごと。



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