テス活121日目~派遣初の残業という名の屈辱~
今日、派遣先で初めて残業をしてしまった。正直、屈辱的だ。確かに繁忙期だから仕方ないのかもしれないが、残業ほど無駄なものはないと改めて痛感した。
かつての私は、残業をして収入を得ることで満足していた。「周りより働いて稼いでいる」という小さな成功体験に酔い、器の小さい自信を得ていた。しかし、そんな考え方では一生成長できない。今の私は、明確に思う――**「残業なんて、する価値がない」**と。
【残業がもたらす負の連鎖】
残業は、一時的な収入増にはなるかもしれない。しかし、それ以上に失うものが多い。生活リズムは崩れ、自炊の時間を削られることで外食やコンビニ頼みになる。そして、気づけば支出が増え、体調管理も疎かになる。何より、自分自身の価値を削っているように感じる。
今日、たった1時間残業をしただけで精神的な疲労感が尋常ではなかった。それでも帰宅後、気力を振り絞って筋トレを敢行した。10kgダンベルでサイドレイズを10回だけ。身体は拒否反応を示していたが、やらないという選択肢はなかった。自分に言い聞かせる――**「時間を奪われたなら、その分自分に投資する」**と。
買い物に行く余裕もなく、家にある食材で適当に食事を済ませると、気づけばもう寝る時間だった。この日常がどれだけ無意味であるかを痛感する。
【怠け者で終わらないために】
私は知っている。人間には本能的な怠惰がある。しかし、そんな怠惰に負けてはいけない。平日だろうが、疲れていようが、「何もしない」という選択肢だけは絶対に選ばない。それが私の信念だ。
たとえ筋トレが5分でもいい。たとえリバースクランチを5回だけでもいい。大切なのは、「やる」という行動を積み重ねることだ。それが未来の自分を形作る。
【残業からの解放、そして新たなステージへ】
幸い、今週でこの職場を去る予定だ。派遣という立場において、残業を強いられる状況に甘んじるつもりはない。私は、より良い環境、より自分の価値を高められる場所を目指して動き出す。
人生において本当に大切なのは、自分の時間をどう使うかだ。会社の犬になるために生きているわけではない。自分の信じる道を進み、自分を高め続ける。それが、男としての生き様だ。
疲れを感じても、1ミリでも前進する。それが、アルファメイルとしての誇りを持ち、充実した人生を手に入れるための道なのだ。