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Wonderwallをずっと聴いていたかった。

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1981年(昭和56年)生まれのロスジェネ世代の僕の日々を自伝的エッセイ風に綴るマガジン。
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記事一覧

誰にでもよくある熱帯雨林のそれに近い摂理。

どうにもこうにも「本当は何がやりたいのか」について、心の中で雨のように泣いている。誰にで…

冒険心だけはなくしてはならない

ようやく梅雨に入ったね、そんな言葉が通い出す6月初旬。そしてすでに沖縄は梅雨明けしたんだ…

妙に膨らんだ茶色のバッグ。

少し夏の暑さと冬の寒さが入り混じる季節。 早朝、空港に迎う車の中。住み慣れた場所から離れ…

本当にこの人のためなら死ぬことができる。

夜。 それは静かであればあるほど心地よさを感じることができる。 家の玄関を出ると、スッ…

夜に輝く城。

ここには、夜の闇に輝く城がある。 長崎から飛行機を使って東京へ。そこから電車に乗り換えて…

恐怖の居場所。

21:30、二階の子供部屋のベッドで眠る5歳になる次女。僕は自分のベッドに体を横にする前に、2…

やり続けるための正義なんて捨ててしまおう。

やり続ける理由を探求するやり続けることに意味を見出してはいけない。やり続ける理由に意味を見出すべきだ。 僕の中では”やり続ける”ためにやり続けることはしたくないという思いがあります。 例えば、「ここまでせっかく来たのだから、このまま進むべきだ」とか「長らくルーティンになっていたことだから、ここでそれを止めるわけにはいかない」とか。こんなことで続けるくらいなら、いっそのことやめてしまえばいいと思っています。つまり、やっているからやっているという感覚になってはいけないというこ

他人任せにせず自分の意思を持つこと。

 TwitterやFacebook、それにインスタグラムに投稿した後、iPhoneの通知音が鳴る度に、いつに…

父の死から学んだ「自分らしく生きること」

まえがき  noteで自分の思いや感情を書きなぐることに慣れてきたおかげで、ふと、死んだ実の…

低身長の僕の人生を変えるソリューション

令和が始まっても 自分が変わらなければ何も変わらない 令和の始まりは雨か晴れか透き通るよ…

使えば使うほど味が深まる「経年変化」する僕らの世界。

令和が始まってすぐ後に僕は38歳の誕生日を迎えた。  いつ終わるとも知らされぬまま、どこま…

平成最後の日。灼熱のグラウンドに湧いた奇跡の水。

光り輝く「件名」MacBookのバタフライ式のキーボードをバタバタと打ち込んでいると、毎日のよ…

艶っぽいSiriと僕が過ごす時間

暑くなったかと思えば 冬がうたた寝から少し目を覚ましたような肌寒さが 朝の静けさを包む。 …

島風の便りと夜の海のさざ波の中で。

時々 日常のこととか忘れてゆっくりと静けさを味わいたくなる。君にもあるよね?たまに人生について深く考えてしまう僕にもあるのだから。 海のすぐそばにある温泉へ 自宅から車を走らせること20分。時間は22:00を過ぎており 行き交う車のヘッドライトはパラパラ。静けさ、静寂を味わいたいのだから その時間帯に温泉へ行く人はかなり少ないだろうと予測し その時間帯を狙ってきたのだ。 好き好んで 人がいっぱいいる時間帯を選ぶ理由はどこにもない。 海風が吹き抜ける少々肌寒い駐車場。そこに