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執着と拘りの違い

心理カウンセラーとしてよく問われることの一つに執着と拘りの違いとは何か、というのがある

そのボーダーラインについて折にふれ考えてきたのだがなんとなく一つの結論を得ている

全てに於いて良いも悪いもない、という全能的な前提はさておき、人が本来の自分らしく生きることを良しとするならば執着は苦悩を生むし、拘りは魂が磨かれる


そこに他人が介在するかどうか


ひとは自分以外の他者をコントロールしようとする時に、それが出来なかったらもちろん、一時的に出来たとしてもゆくゆくは必ず苦悩が生まれる

一方他者が介在しない、自分だけで完結(コントロール)出来る物事であれば、それは何らかの覚悟が伴うので拘りと言えよう

言い方を変えると、執着にはただの強がりの要素があるの対して、拘りには他者から嫌われる覚悟があり、何らかのリスクを負っているからこそ前に進む可能性が生まれる


どんな単純な言葉にも、その意味づけは人の数だけ違いがあるので、もしかしたら執着と拘りも私とは逆に捉えてる人もいるだろう

それはしょうがないことであるが、ただ誰でもこの執着と拘りについて自分なりの回答を考えてみることは結構大事なことだと思うのだ





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