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3月18日(1995年) “奇跡と熱狂の5ヶ月間”の開幕

1995年の本日、Jリーグ1stステージの開幕日でした。


当時の私はテレビ組でしたので現地の思い出はありませんが、初の外国人監督を招聘したクラブの意気込みに強い期待感を抱きながら横浜フリエとの開幕戦を迎えていたのを覚えています。

清尾さんの投稿にもありましたが、黎明期はフリエとの相性がとにかく悪かった浦和。
ですが、‘94年の国立競技場での快勝など徐々にフリエに対する苦手意識も払拭されてきた中で迎えた‘95年の開幕戦は、惜しくも0-1で敗戦。

3年連続で開幕戦黒星となりましたが、不思議とこの敗戦はそれほど悔しいものではなかった印象があります。

過去2年間で散々負け続けてきた事による慣れや、フリエにジーニョ・サンパイオ・エバイールのブラジルトリオが揃ってたからとする言い訳ではなく、
新監督&新戦力を迎えて心機一転で始まった浦和の今後に対する期待感も合わさって、珍しく「次戦に期待できる敗戦」という感覚だったと思います。


そして、その「次に期待できる」という感覚はあながち間違いではなく、‘95年の1stステージは暫定ホームの大宮公園サッカー場を舞台に繰り広げられ、
のちに《大宮伝説》として語り継がれる“奇跡と熱狂の5ヶ月間”を過ごすことになります。

そんな伝説の思い出は個別に記録していくつもりですが、この開幕戦に題名をつけるならば「伝説の夜明け」と形容されるような位置付けの試合だったと思います。


#あの日のわたしたち