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3月9日(2013年) “Nice Shut Out!!”

【文化シヤッター】

①シャッター、アルミニウム建材を取り扱う総合建材メーカー。

②浦和レッズの試合における「完封勝利」を意味する言葉。



埼スタで開催されるホームゲームで完封勝利をおさめると、多くのサポーターが視線をオーロラビジョンに集中する時間があります。

いまや恒例の儀式と化し、サポーターの中でも「完封勝利」を表す言葉としても定着した文化シヤッター様による演出が初披露されたのが、2013年3月9日の名古屋戦でした。

当時は大した事前告知もなく、試合中の好守時に突如として表示された“Nice Save!!”の演出に場内のサポーターがザワついたのを覚えています。

試合の方は、この年に加入した興梠選手のパスから最後は宇賀神選手が決めたゴールを守りきった浦和が1-0で完封勝利。

朝井夏海さんの弾むような軽快なアナウンスが浦和レッズの勝利を知らせた直後、
埼スタのスピーカーから一斉に『ガラガラガラガラ…ガシャーンッッ!!』という大きな音が発生します。

なんだなんだ…⁉と聞き慣れない音に驚くやいなや、オーロラビジョンの画面いっぱいに

“Well done! Reds Eleven! Nice Shut Out!!”


というメッセージと共に文化シヤッター社のロゴが入ったシャッターのアニメーションが表示されました。

当時は現在のようにシャッターが閉まった後の余韻は少なく、ほとんど一瞬でシャッター表示が消えてしまいましたが、
サポーターに与えたインパクトはとても大きいもので「次の試合もシャッターが見たい!」として更なる完封勝利への期待感が高まっていきました。


初めて埼スタに「文化シヤッター」が下りてから、今年で10年目を迎えます。

先日の湘南ベルマーレとの試合でも、2022年最初の文化シヤッターが下りたことで多くのサポーターが完封勝利の喜びを分かち合いました。

2022年最初となる「文化シヤッター」


この文化シヤッターさんを皮切りに、今では試合前〜試合中〜試合後に多くのパートナー企業による映像演出が採用され、
サポーターによる応援と共に試合を盛り上げてくれる演出に一役を買って頂いております。

そんな浦和レッズを支え、共に戦い続けてくれるパートナー企業さんへの感謝の気持ちというのを、
改めて大切にしなければいけないと思い知ったのが2013年の「3月9日」という日でした。


#あの日のわたしたち