初心者がアワイチ完走のために準備したことと、当日注意すべきことの話

みなさんこんにちは、ぴーれすです。

30歳/運動経験なし/体脂肪率30%超え
のポンコツですが
ロードバイクを初めて4ヶ月半で
アワイチを完走することができました。

当日頑張ることともちろん大切ですが
事前準備も大切だと思ったので
今回は完走に向けて準備したことと
当日注意したことをお伝えします。


準備すべきこと

準備その1
自転車に慣れる、自分の走力を知る


アワイチは、
総距離が約150㎞
総上昇が約1200m あります。

しかも電車等がないので
出発してしまうと途中でリタイアするのが
非常に難しいです。

また前半に飛ばしすぎて
後半で脚がなくなる…
となってしまうと困ります。

自分がどの程度の速度でなら走り続けられるか
しっかり理解しておきましょう。


準備その2
補給食を準備する

長距離走るために必要不可欠なのは
エネルギーです。
ロードバイクに慣れてきた頃に
意外とエネルギー切れを起こしてしまいます。

いわゆるハンガーノックというやつですね。

都会のようにいつでもコンビニがあり
買い物ができる状態ではないので
補給食は準備していきましょう。

私はベタですが羊羹を2つ持って行きました。
コンビニ休憩ではコンビニで買ったものを食べ
緊急用です。


準備その3
足がつらない対策をする

足が攣ってしまうと非常に厄介です。
その後のライドに影響が出ます。

足が攣る原因の1つにミネラル不足があります。
ミネラルのサプリを3セット買い
前日寝る前と出発当日の朝に飲み
ライド中にも携帯しておきました。

そのおかげか、限界を越える過酷ライドでも
無事に帰宅できました。



準備その4
34Tを導入する

その1に通じるものもありますが
自分の走力を理解した上で
お守り代わりに34Tを導入していきました。

アワイチは登りも結構あるので
登りで足を消耗しきってしまうと
帰れなくなります。

軽いギアを導入することで
足にも心にも余裕を持って
ライドに臨むことができます。

ちなみに今も34Tはいれたままです。
滅多に使うことはありませんが
やはりロングライドや
勾配のきつい山では安心感が全然違います。


準備その5
補給、休憩スポットの把握

私はアワイチに慣れたメンバーと走ったので
この辺は正直お任せでしたが
初心者同士等でライドに行く場合は
必ず何キロ走ったら補給できるか
事前に確認しておきましょう。

補給のタイミングを誤ると大変です。

あと女性はトイレ問題も深刻です。

サイコンにルートを入れておくことも大切です。
ロングライドは1日がかりなので
スマホ頼みだと電池が切れたら詰みです。


準備その6
ライト類の充電と点灯可能時間の確認

当たり前ですが、
ライトはしっかり充電しておきましょう。
初心者にとっての150㎞は長いです。
朝早くに出発しても、戻ってくるのは
夕暮れ〜日没後となることもままあります。

淡路島は街灯があまりない区間もありますので
暗くなったらライトは必須です。

私はキャットアイのボルト800(フロント)
ラピット3(リア)を満充電していって
問題なく帰ってこれました。

モバイルバッテリーを持って行くことも
おすすめします。
ライド時間が長いので
色々電池切れになる可能性は高いです。
最近は防水ポーチに入るくらいの
薄くて軽いバッテリーもあるので
1つ忍ばせておきましょう。


準備その7
エマージェンシーカード

これはアワイチに限らず
普段から作成しておくべきと思っています。
私は最初の勝尾寺ヒルクライムの時から
防水ポーチにいれてあります。

エマージェンシーカードとは
本名、住所、緊急連絡先、血液型、
持病、アレルギー等を書き込んでおくカード

エマージェンシーカードとして
雛形があったり売られていたりしますが
私はただ厚紙に書いてあります。

友人同士で出かけても
その人の住所まで言えますか?
その人の親の名前や
連絡先は知っていますか?

普通知らないと思います。

ロードバイクは落車や交通事故などで
命に関わる怪我をする恐れのあるスポーツです。

万が一のための準備はしておきましょう。


準備はこの7つが出来ていれば良いと思います。


続いて
当日に気をつけていたこと

その1
無理をしない

頑張ることは必要ですが
無理はいけません。

ロードバイクは公道を走るスポーツです。
無理をして注意力が低下すれば
大事故に繋がります。
なにより安全に帰宅することが最重要です。

あと、元気な前半にはしゃぎすぎて
後半バテてしまうのも良くないので
体力配分にも気をつけました。

とにかく平地も山も激遅でしたが
同行してくれた方々がみんな良い方だったので
無理しないようにと助言をくださり
てっぺんで待っていてくれました。


その2
補給をしっかりする

食べ過ぎは良くないですが
ハンガーノックで迷惑をかけるのは避けようと
補給はしっかりするようにしていました。

初心者はただでさえ走力がなく迷惑をかけるので
気をつければ迷惑をかけずに済むところは
しっかり押さえましょう


その3
次の休憩まであとどのくらい走るのか確認する

登りはあるのか、
次の休憩まで何キロあるのか
必ず確認するようにしていました。

早く帰りたかったとかそんなんではないですよ

登りなら多めにカロリーとっておくとか
トイレに行ってから出発するとか
飲み物足しておくとか…
そういう事を考えるためにも確認は大切です。

反対に自分が初心者を連れて行く場合は
しっかりアドバイスしてあげてください。

疲れるとご飯が食べられなくなる人もいるので
声かけをしないと何も食べずに
山に入ってしまうこともありますし
無理をして踏んでしまうこともありますので。


その4
とにかく楽しむ

距離が長いので
しんどい区間もどうしてもあります。

淡路島はだいたいいつも風が強いですし
島をぐるっとするので
必ずどこかで向かい風に合います。

でもせっかく早起きして輪行して
遠くまで走りにきているので
どんな時も楽しむ気持ちを忘れないように
心がけていました。

あと50キロもある…ではなく
あと50キロしかない!と思うくらいのスタンスで
ちょうど良いと思います。



まとめ

アワイチは景色も良く
美味しいものを食べる所もあり
本当に楽しいです。

準備さえしっかりすれば
初心者でも楽しむことができました。

150㎞走りきった達成感は
なんとも言えないものです。

周りのサポートあってこそですが
アワイチができたことで
自分に自信がつきました。

その自信をバネに
更に機材投資に拍車がかかります。


機材にお金をかければ
ロードバイクは早く楽に楽しめる!!

『早く』なのは誤字ではありません
楽しいと思えるのが早いだけで
速くなるわけではありません。
多少はなりますけど
ホイールを変えるくらいのことしないと
速くはなりません。



老後の資金をかなり溶かしました。
そしてそれは今も溶け続けています。

次回は
オルトレ完成に向けての機材投資のお話です。

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